【夫の扶養からぬけだしたい】モラハラ夫&夫婦問題マンガの紹介とネタバレ【今の時代の夫婦育児問題】

Sponsored Links

グルメ漫画大好き、ミコトです。
今日は、夫婦漫画の紹介とネタバレをしていこうと思っています。

グルメ漫画だけでなく、夫婦漫画、人生(主にOL)漫画も大好きです。

漫画を探していると、夫婦として私にも関係のあるツライ漫画を見つけました。
今結婚している方、これから結婚を予定している方にぜひ読んでもらいたい漫画となっております。

漫画というのは現実的な部分と、非現実的な部分がありますが、
ほぼ現実的で読んでいてつらくなる場合もあります。ご注意ください。

→漫画の画像の引用(使用)について
こちらでは漫画のワンシーンを載せております。
漫画紹介のために引用しております。
見ている方によりわかりやすく漫画のことを知ってもらうためです。
またまた漫画の画像引用は誰もが見れる無料分だけとなっております。(有料分の画像は載せておりません)
もし著作権で問題がある場合は、お問い合わせから連絡をお願いします。

 

目次

登場人物

引用:LINEマンガ

 

登場人物は主にこの人たちです。
『ももこ』と『つとむさん』が夫婦でこの2人の問題を漫画として描いています。
2人のこどもは『たると』くんです。

その夫婦問題は、たるとくんを出産した時から起こりました。

まず表紙の次のページなのですが、この画像をご覧ください。

引用:LINEマンガ

この画像の右側の文章から、夫婦の問題はどんなものかわかった人は多いでしょう。

マンガを読んでいて、モラハラ夫だな〜と感じるシーンが大変多くあります。
しかし夫だけではなく、奥さんの『ももこ』にも非がある時もあります。

あらすじ紹介

主婦、ももこは妊娠し、出産した時に夢を諦めました。
ももこは漫画を描く仕事をしていましたが、誰かに言われたわけでもなく自分が自ら仕事を辞めました。
なぜかというと育児と仕事と家事の両立が無理だったからです。

つとむさんは年上で、付き合っているときは優しく時には人生の先輩としてアドバイスをくれ、紳士的な人だった。
そんなつとむさんが大好きなももこ。
でも、つとむさんは出産後変わりました。

付き合っているときは、ももこのために時間を割いてくれた。
でも結婚し、こどもが生まれて助けて欲しい時に、つとむさんは『ももこ』でも『たると』でもなく
他人に対して時間を割くようになりました。

ここから、物語が動き出します。
つとむさんがももこに言います。
「いつになったら働くの?」
「専業主婦できるほど裕福じゃないよね」

この言葉によって、ももこはパートに働きに出ます。
しかしたるとがまだ1歳。
1歳というまだまだ小さな赤ちゃんは、病気をたくさんします。
病気のたびに休み、保育園の送り迎えも、ももこがしていました。
『パートだから家にいる時間が長いから』と家事もほぼ、ももこがしていました。


引用:LINEマンガ

そんなある日、つとむさんが帰るとごちゃごちゃした部屋を見てももこに指摘します。
「汚い。主婦なのに、昼間何してたの」と言い放ちます。

ももこは自分も働き始めて、家事が負担に感じると言いました。
しかし返ってきた言葉はつらいものでした。


引用:LINEマンガ

第1章 収入がないと何も言えないの?

あれから転勤で引っ越しして、三ヶ月経ち、たるとも2歳になった。
そろそろ仕事見つけなきゃ…と思ったが、その事を実家の母に相談した。
実家の母は「子どもが小さいのに無理には働きに出なくてもいい」「今は質素に暮らせばいい」と言ってくれた。
そしてその電話の後、ももこはつとむさんに相談します。
しかし…


引用:LINEマンガ

LINEマンガの立ち読みはここまでです。
LINEマンガ:https://manga.line.me/book/detail?id=002ir086
この続きは有料版となっております。

この続きはピッコマで見れます。
ピッコマ:https://piccoma.com/web/product/10663?etype=episode
※ピッコマで読める範囲はLINEマンガより多いですがこの漫画は無料話自体少ないです。

第1章の続き

このあと、ますます言い合いがヒートアップしていきます。
出るわ出るわ、夫のモラハラ発言。読んでて苦しくなります。

どうしても女は女側の気持ちがわかるから…
この夫に天罰を〜!!!とか思いながら読んでしまいました。

引用:ピッコマ

引用:ピッコマ

 

違う、違うんだよ。
「僕が1人で全部できたら次からその通りに動いてもらう!」
違う、そういうことじゃないのに。

引用:ピッコマ

全然違う。つとむさんが男だからわかってくれないの?
それとも本当にモラハラだからわからないだけ?

引用:ピッコマ

ただ早く帰ってきて少しでも協力して欲しかっただけなのに。

この夫にどう言えば伝わるの?
全読者がそう思ったのでは。。

夫は、ももこを全否定しています。
ももこは夫に、協力してとお願いしています。

この2人話が全く噛み合っていません。
というより夫がももこのダメなところを言いまくり、ももこを傷つけている時点でアウト。
この時点では読者はももこの味方なのでは!?

ももこが言います。
「協力してって言ってるだけなのに、私のことを否定しないで」と。
うん、正論です。

そんなももこの発言にまたもやモラハラ返しきます!
「家事ができないなら自分と同じくらい稼いでみろ!」
「ももこは努力が足りない」
「今までどんな努力してきた?」
「ただの甘えだ」
「社会人失格」

あああああああ〜!!!!
言葉にできないモヤモヤが〜〜〜!

第1章 第2話それぞれの事情


引用:ピッコマ

新たな登場人物が出てきます。
ももこの友人、ひとみとエミです。

このようなことを言われた、このような言い合いをしたと話をすると、
2人ともドン引き。

そりゃそーだ。読者もみんなドン引きしている。女性なんてきっと100人中120人はドン引きしている。

エミは独身。ひとみは子持ちワーママ。
エミが言います。
「結婚前に見抜けなかったのか?」
「なんでつとむさんと結婚したの?」

これはモラハラを見抜けなかったのか?ってことですよね。
きっと、いいところしか見えていない時期だったのかもしれません。
もう少し長く付き合えば出てきたのかもしれませんね。

エミはズバズバ言います。
ももことひとみはズバズバ言えず、流されやすいタイプなのかなと読んでいて思いました。


引用:ピッコマ

うーん、ここですよね。離婚できない理由。
「収入がないから」

結婚しているお友達に聞いたことがあるのですが、
何度か離婚騒動なったそうで、その時離婚を止めようと思った理由が
「今よりランク下げた古いアパートに住みたくなかったし、金銭的に結婚している方がいい。」
と言っていました。

私も何度か離婚決意した時ありました。
でもその時、離婚を踏みとどまった。「お金」が私の中で気になった。

結婚して子ども生まれたあと、パートになる人や専業主婦になる人は多い。そうなると、離婚後大変なのです。

子どもがいればなおさら。小さい子どもがいてシングルマザーなんて大変どころのレベルじゃありません。

私はそれだけではなく冷静になった時に「主人のいいところ」を思い出したこと。
「主人と一緒にいてのんびりゆったりできる居心地がいい事」も思い出したから、お金だけではなく主人といたくて離婚なんてやめました。

ただももこさんは違う。
人格を否定することばかり言われ、つとむさんといるとツライ思いばかりし、楽しくない日々を送っている様子が描かれています。
憎しみを持つシーンも出てきます。
「収入がないから離婚できない」かもしれないけど、人格否定され続けももこさんのメンタルが壊れてしまう可能性の方が恐ろしいです。

 

Sponsored Links

ネタバレ

この後は有料話となります。
簡単にネタバレしていきます!

つとむさんの働く様子が漫画で描かれます。
つとむさんはつとむさんで会社で仕事をたくさん押し付けられ、
「それくらいできなきゃ」と上司にも言われてしまいます。
職場でストレスを抱えていました。

そんなつとむさん、家に帰ると、家の中の粗探しをするように家の中をキョロキョロします。
読者みんな思ったでしょう。「粗探しをする姑か!」男がそんなことしないでよ、みっともない。。。
子育てについても「どんなしつけしてるんだよ!」と怒ります。
いやあなたの子ですよ。

そんなももこさん、「離れたい」
「距離を置かないと心が壊れそうだ」と感じるように。
たるとを連れて、団地探しに行きました。

団地は他の物件と比べて安いです。
しかし、ここでも現実を突きつけられます。
家賃の4倍の収入がないと契約できない、と。

ももこは「社会人失格」と夫に言われたことを思い出し、
「自立したい!!」と決意し、動き出します。

ももこと、つとむさんの家族の話になります。ももこの母親は父親に暴力を振るわれていました。
ももこも父親に暴力を振るわれることも。ももこの父親はつとむさんに似ていました。

逆につとむさんの母親はとても働き者でした。そんな母親の姿を見てきているからこそ、ももこができない事にイライラしてしまっていたのです。

※ここからの有料話のネタバレはかなり簡易に書いております。ご了承ください。

稼ぎ始めるももこ

そんな中、ももこはコツコツを稼ぎ出しました。
嫌な営業もし、コツコツ努力をし収入を増やしはじめました。
しかし回らなくなった家の中。
ももこは家事代行サービスを使うことにしました。
家事代行サービスによってももこの心が楽になりました。

事故が起きる

つとむさんが事故に遭います。
事故により自宅安静となります。

つとむさんが事故が起きた際に、ももこはつとむさんの同僚からつとむさんが無理をしていたことを聞きました。
体も、仕事でも大変な状態だったと。

そして逆につとむさんは自宅安静するようになり家事の大変さ育児の大変さ、なぜ洗濯物がたためないのか、なぜ家にいて家事ができないのかを知ります。

お互いがお互いの苦しみを知ります。
つとむさんが少し変わりました。
でもももこは、「人はそんなにすぐ変われない」そう思っていました。

離婚届

ももこはどんどん稼ぎを増やし、扶養内の金額ではなく、扶養でいられない金額まで稼げるように。
それを知ったつとむさんは驚きます。

ももこは離婚届をつとむさんに出します。
家族のために頑張ってきたというつとむさん。
でも、ももこの人格を否定したり、家族のことをないがしろにしていると感じてきたももこ。

自分で稼げるようになり、「収入がない」という理由で離婚できなかった問題をクリアしてしまいました。

ラスト結末

結局は離婚はしません。

この離婚しないことに、様々な意見が読者にはあるようです。
いやいやここまでされて離婚しなよ、というスッキリしない読者もいますし、
離婚しなくてよかったという読者の意見もありました。

どんな結末だったのか気になる方、また夫婦で同じような問題がある方、この漫画に興味を持った方は是非、本の購入かお得なKindleで読んでみてください。

専業主婦のももこは出産・育児を機にマンガ家になる夢を諦めた。収入がないことに引け目を感じ、言いたいことを我慢する日々。理解しようとしてくれない夫の態度や発言。すれ違いによって揺れる夫婦の関係。扶養から抜け出し自立することを決意するももこだが…。WEBサイト「ママの求人」連載、Twitterで波紋を呼んだ話題作「ふよぬけ」が待望の単行本化。

 読んだ人のコメント

この漫画を読んだ人のコメントも紹介します。
LINEマンガ内のコメントを紹介します。
立ち読みの人は、★1や2が多かったため、購入した人の意見を載せます。

購入しました。

今つわりで仕事を休んでいます。責任感から安静にと言われても家事をしようとしたり仕事に行けない悔しさから泣いてしまったりと毎日辛いです。
こんなことなら妊娠したくなかったと口走ってしまった事もあるほどです。
以前に流産も経験しているのにです。

何が辛いかは本人じゃなきゃわからない。両者の目線で描かれてるので気がつかされることが多く面白かったです。

引用:LINEマンガ

 

評価が微妙なのでレビューを見ると立ち読みの人ばかりなので購入し自分で評価を決めました。
私は星5です。
今私は結婚を考え同棲を始めようとする彼氏がいます。
なんだか明日は我が身というか…
こういう結婚してから気づく何かがあるのかもと不安にもなりました。
でもその段階で何が大切か、どうしたいか、自分でどれだけ道を切り開くか。
これから考えがんばりたいなって思える作品でした。
彼氏にも読ませたい。笑

引用:LINEマンガ

 

立ち読みでうちの旦那と同じだ!!と思って購入してみました!
旦那のこと話したらきりがないけど、子どもがいて同じように旦那さんから発言されて主人公がどう行動するのか、私ならどうしたら自立できるのか考えることができました。主人公のように特技もないけど、自分にできることを考えてみよう!

引用:LINEマンガ

 

奥さんの気持ちももちろんわかるし、旦那の気持ちもわかる。
歩み寄る努力も言葉も足りないとこうなるんだろうなって思った。お互い好きで結婚したのに配偶者が敵になるのは悲しい。
だから旦那さんがあのタイミングで事故に遭ったことがキッカケで歩み寄れたなら良かったんだと思う。

引用:LINEマンガ

 

ここでレビュー書いてる人は立ち読みしかしてないのかな?それか子育てしたことも仕事もしたことない人?
私自身、最初から最後まで読んですごく考えさせられた作品でした。
読んでいくうちに、奥さんももちろんですが旦那さんの言い分もすごく理解できます。
こんな時代だからこそ直面する夫婦問題だなーと思いました。

引用:LINEマンガ

 

最後まで読んで印象変わった。結婚してりゃ大なり小なり不満あるし、被害者意識も膨らみます。作者さんもそうだろうに、よくぞワンサイドにならず公平に描いたものだと脱帽です。これは人間成長物語でした。
自分は男なんで旦那のモラハラが嫌というより、自分もそうなっていないかドキッとします。あとこの漫画読んだつとむさん本人の感想ぜひ聞きたい笑

引用:LINEマンガ

いい意見が多かったです。
ただ、『奥さんもう少し家事できるでしょ、私のほうが家事してるよ』という意見もあり、ちょっとつとむさん気質だなぁと感じました。
人それぞれエネルギーや動ける量は違うのですから。

立ち読みだけの人は、夫クソ!夫ありえない!夫モラハラ!の意見が多かったです。

ラストまで読むと確かに、いい作品、夫婦の問題をうまく表してる、考えさせられる作品なのです。
最後まで読むと会社で働く男の人の気持ち、家事や育児で奮闘する女の人の気持ち、両方の気持ちがわかります。
しかしだからといってつとむさんのモラハラ発言はないなと私は思うのです。
立ち読みの人がイライラするのは当然なのです。
ちょうど立ち読み範囲にモラハラシーン入ってるので。

夫婦の中で、言ってはいけない言葉は、
『稼いできてやってる』
『家事してるからあなたが働けるのよ!』
など、『〇〇してあげてる!』発言です。

つとむさんは、この〇〇してる!の発言が多いため、夫婦として思いやりがないと意見してる人も多く見かけました。

私は、今のこの時代の問題をよくとらえた漫画だと感じました。
これから主婦になる人、結婚控えてる人、妊娠している人、こどもがいる人、働いてる人、すべての女性と男性に見てもらいたい。そんな漫画です。

自分の主人に見せたい漫画になりました。

Sponsored Links