こんにちは!ミコトです。
今日は斬新なタイトルに惹かれて読んだ漫画がめちゃくちゃ面白かったので、その漫画を紹介したいと思います。
「コレットは死ぬことにした」というタイトルです。
な・・・!?
タイトルがどんな話だ!?と興味が湧いて読んでしまいました。
それはそれはタイトルの予想を超える面白い話でした。
この記事はネタバレとなりますため、ネタバレが嫌な人はお気をつけください。
引用:LINEマンガ
漫画紹介のために引用しております。
見ている方によりわかりやすく漫画のことを知ってもらうためです。
またまた漫画の画像引用は誰もが見れる無料分だけとなっております。(有料分の画像は載せておりません)
もし著作権で問題がある場合は、お問い合わせから連絡をお願いします。
目次
タイトルはすぐ回収される第1話
主人公で、タイトルの「コレット」とはこの少女のことです。
引用:LINEマンガ
タイトルの「死ぬことにした」は漫画を読みはじめてすぐに行われます。
引用:LINEマンガ
漫画の出だしは読んでるこっちも苦痛になります。
この小さな村で、こんなにもたくさんの患者が…。
主人公のコレットは落ち着いて寝る暇もなく、落ち着いて食事をする暇もなく、ストレスでお腹を壊してもトイレをゆっくりする時間もなく薬師として毎日頑張っていました。
でもあまりにもひどい過労で…。
引用:LINEマンガ
まずこの患者の量を1人でみてるのもすごいけど、こんなに毎日大量に休む間も無く病人が来る村も怖い。
明らかに医者の数が足りていない。
コレットはもういっぱいいっぱいになっており、薬師は誰かを助ける仕事だけど、コレットのことは誰も助けてくれない。
近くにある井戸をのぞいていると…。
引用:LINEマンガ
フラフラできちんと頭も働いていないコレット。
そんな中、また患者が来てコレットはうんざりします。
そんなコレットは普段なら絶対しないような思考回路と行動を起こしてしまいます。
井戸に飛び込んでしまいます。
引用:LINEマンガ
目を開けると、そこには骸骨がいました。
その骸骨はコレットが薬師と知ると嬉しそうにします。
と、まず先に。コレットが今いる場所は、「冥府」です。
死者の国です。
死者の国は様々な漫画やドラマでも登場しますね。
ワクワクします。(生粋のファンタジー好き)
引用:LINEマンガ
ここが冥府だと知り、ハデス様の仕事を知り、自分が死んだんだ!とショックを受けるも、仕事をしなくていい〜!と大喜びします。
引用:LINEマンガ
しかし、骸骨たちがコレットが薬師ということで、冥府でも薬師をさせようとしています。
コレットはもう仕事をしたくないため、嫌がります。
引用:LINEマンガ
骸骨たちは仕事をしたくない!と嫌がるコレットを無理にハデス様のところへ連れて行きます。
カーテンの向こうからハデス様が手を出し、「これを治せるのか、娘」と聞いて来ます。
何が合ってこうなったのかを聞きたいのに、会話が噛み合わない二人。
コレットはカーテンを開けるとそこには、
引用:LINEマンガ
イケのメンのハデス様が!
しかしどうやら身体中に発疹のようなものができている様子です。
引用:LINEマンガ
もう仕事は嫌だと思っていても、根っこからの薬師とともに優しさがあり、薬師として対応してしまうコレット。
完全に牢にもどるチャンスを逃したと後悔します。
この後なんだかんだと、ハデス様の体の様子をみて、薬を作ります。
ハデス様の体は肌が出ているところだけ赤く腫れ炎症をしていました。
ずっと寝れていないハデス様を眠りにつかせると…。
引用:LINEマンガ
コレットも同じく寝不足なため寝てしまいます。寝不足だけどずっとハデス様の治療をしていたコレット。
ハデス様も1日と半分とよく眠っていました。
引用:LINEマンガ
コレットはゆらゆら揺れる夢をみていた。ような気がしていた。
しかしよく寝たコレット。お肌もツルツルで回復した様子。
すると突然不気味な声が。
引用:LINEマンガ
その声の正体とは、ハデス様が悪とみなした者たちでした。
ハデス様には嘘が通用しません。
本当に悪いことをした人たちを絶対に見抜けるのです。(今後そのシーンが出て来ます)
その悪の者たちが騒いでいるのです。
ハデス様は、ケルベロスという犬をつれ、悪の者の場所に行きます。
ケルベロスもよく漫画や映画で出てくる3つの頭を持った犬!
悪の者も、ケルベロスやハデス様には敵いません。
引用:LINEマンガ
ハデス様を怒らせてはいけません。無にされてしまいます。(悪いことをした者に限り)
そして騒いでいた悪の者たちを黙らせ、帰ってくるとハデス様は熱を出しており、コレットはそれを見抜きます。
そして、なぜこんな体になったのかをハデス様は話します。
引用:LINEマンガ
悪いと判断された者が牢から抜け出し、それを追いかけ捕まえたところ、
地上では太陽の光が出ており、その太陽の光によってハデス様は身体中に発疹が出てしまったのです。
長く、地上に出ていなかったハデス様は太陽の光に耐えられなかったのです。
引用:LINEマンガ
太陽のアレルギーにより、皮膚は赤く腫れ、熱が出て痛みで眠れない日々を過ごしていたハデス様。
そして誰にも頼れず、孤独に痛みと戦っていました。
冥府の王がこんなことになってしまったと知られてはそれが弱点と知られるため、誰にも言えずにいました。
引用:LINEマンガ
そんなハデス様の姿はコレット自身にも重なります。
コレットも誰にも助けてを言えず、薬師の自分がしんどいを言ってはいけない。。
コレットはハデス様に「なぜそこまで我慢ができるのか?」と聞きます。
コレットは我慢ができなかったからです。
引用:LINEマンガ
そんなコレットを見たハデス様は、コレットをある場所へ連れて行きます。
その場所は…
引用:LINEマンガ
ハデス様が善と下した者たちがいる、いわゆる天国でしょうか。
ハデス様が頑張れるのは、この善という者たちのおかげだと言います。
引用:LINEマンガ
すると一人の善の者がコレットに声をかけます。
その者は以前、コレットに救われたと言います。
亡くなった者は表情が見えなくなってしまいますが、その者によると今、笑顔でいるそうです。
引用:LINEマンガ
いろんなことに気づけたコレット。
そして死んでしまったことを悔やむが、コレットは実は死んでいませんでした。
すると一人の骸骨がハデス様を呼びに来ました。
地上で流行病が起きたそうで、死者が増えているためです。
するとハデス様はコレットに「今、地上に戻ったらお前も死ぬかもしれん」と戻るかどうするかコレットに聞きます。
が、コレットは流行病であろうと自分は薬師だ、と地上に戻ることを決めます。
するとハデス様は地上までコレットを見送ると言います。
太陽にあたっては危ないのに、なぜコレットを見送ると言ったのか?
その理由は、
次にコレットに会うときはコレットが死んで影になってしまったとき。
もう表情も顔も見えなくなってしまうため、今見ておきたいからでした。
引用:LINEマンガ
そして最後に、ハデス様は亡くなった後に、ハデス様に対して胸を張れるような人生を送れとコレットに言って冥府に帰ります。
地上に戻ると早速薬師を呼ぶ声が。
引用:LINEマンガ
コレットは薬師になった頃の思いを思い出しました。
地上に帰ってきたコレットはもうハデス様と会えないのか…。とちょっとショックを受けている読者(私)
でもコレットはすぐに井戸に飛び込み、また冥府へと来るのでした。
引用:LINEマンガ
余談:ちょっとコレットの衣装がいつもと違って、民族的な。。。
第2話
2話の始まりも、患者さんの悲鳴から始まります。
でも1話と違うのは、コレットのところに2人見習いがいるということ。
でもコレットが楽になるわけでもなく逆にコレットの仕事を増やしている様子。
引用:ピッコマ
でもそんな中でも冥府へ向かうコレット。
その頃冥府ではハデス様が善か悪かの判断をする最中でした。
死者はハデス様に生きていた頃の話をします。
死者が発する言葉では、自分には恥ずべきことはないと言いいながらも
死者を写す鏡のようなものでは「嘘だよ〜バカな客どもめ!」などと本心が丸写しされており、その死者は嘘つきとし牢屋行き(悪)と判断されました。
引用:ピッコマ
そう、ハデス様に嘘が通用しないとはこのこと。
本心が映し出されてしまうため、嘘をついても無駄なのです。
そのため善と悪できっちり分けることができるのです。
コレットがハデス様の元へ着き、治療を行います。
ハデス様は一応最強の神様であり王様なのですが、コレットは容赦ないです。
コレットにしてみな患者なのです。
ハデス様の治療が済んだ後、体が治ったら何をしたいかコレットが聞くと、ハデス様は「犬の散歩」と答えます。
犬とはケルベロスのこと。
あの怖いケルベロス??
でも・・・・
引用:ピッコマ
お腹が空くと、子犬になっちゃうのです!!!(新設定情報!)
可愛い!!なんとも可愛い!
でもお腹が満たされちゃうと、こうなっちゃう。
引用:ピッコマ
いや、これはこれでかっこいいから番犬にはもってこいですよね。
私は欲しいですね、このケルベロス。
餌は子犬の量でいいのですから✴︎
そしてハデス様はコレットを地上に送ります。
そのとき、ハデス様はコレットが前より軽くなったことに気づき、無理をしていないか?と問います。
そしてコレットは見習いのことを少し愚痴ります。
それを聞いたハデス様は、自分は不老不死で神だから冥府の方に来なくても良いと言います。
しかしコレットはそんなハデス様に怒ってしまいます。
ハデス様は冥府に帰る前にコレットに「自分の仕事をよく考えろ」とだけ言って消えます。
コレットはそんなハデス様に怒っている状態。
そんな状態で家に帰ると、見習いがぐちゃぐちゃにした部屋を目の当たりにし、また患者が来ました。
引用:ピッコマ
でも見習いさんが何やら言いたいことがある様子。
患者さんが来てしまったので、それは聞けずでした。
その患者は変わった格好をしており、怪我がたくさんでした。
包帯をするか見習いが聞いたけど、コレットは最初から見習いをあてにしておらず、自分でするから片付けをしてくれと頼みます。
その患者は気を失っていたが目を覚まし、コレットと話をし今晩はコレットの仕事場で休むことになった患者。
コレットがそばにいて、見習いが変わりましょうか?と心配してもコレットは「交代したところでちゃんとできるか気になってしょうがない」「自分でやったほうが早い」と思い
交代することを断ります。
その患者は眠っている間うなされており、次の日そのことを聞くと毎晩同じ夢でうなされるそうです。
その患者の名前はヘラクレスといい、今後またコレットとハデス様に関わってくる重要人物です。
ヘラクレスが去っていくといつもの日常が始まります。
患者がきても、見習いが包帯をしようとしてもコレットが全て自分でする!と見習いにはさせません。
そして夕方になり、コレットがいつもの往診(冥府)に出かけたと思ったら薬箱を持って行かず部屋に置きっ放しでした。
場所は変わって、冥府ー
コレットはハデス様のベッドで勝手に寝ており、骸骨たちが怒ります。
そして薬箱がないことに気づきます。
コレットは目が覚め、寝ていたこと、薬箱を持っていないことを言われ、
こんなミスしたことないのに!とびっくりしながらも、へら〜と笑います。
するとハデス様が、コレットに言います。
「今の言葉、死にそうな患者の前でも言うのか?」と。
お前は今患者を一人殺したのだ、と。
そしてハデス様はコレットに、
「お前に命は預けられない。帰れ。お前はいらぬ」と骸骨たちにコレットを地上へ送るよう命じます。
コレットは「こんなはずじゃ…」と帰るのを抵抗するも骸骨たちによって地上へ送られます。
いつもハデス様が送り届けていたのに…。
地上へ帰って来たコレットは、呆然とします。
とりあえず家に帰ると、足を怪我した患者がやって来ました。
でもハデス様の言葉が頭の中で繰り返され、コレットはいつもどうやって包帯を巻いていたのか、いつもどうやっていたかわからなくなります。
そのとき、見習いの二人が登場!
「包帯ですね!任せてください。練習の成果見せます!」と上手に包帯を巻いていました。
あの部屋の残骸は練習していたからであって、何度も見習いがコレットに伝えようとしていたことはこれでした。
コレットは自分が思い上がっていたことを恥じ、見習いに謝り、お礼を言います。
また冥府に来ていたコレットは、ハデス様に今日の自分はこれまでの自分とは違う!と意気込みを伝えます。
骸骨がやって来てコレットに対し、また懲りずにやって来て!私はお前が好かん!とコレットと取っ組み合いをします。
すると「お前はいらぬ」と言っていたハデス様が、「遊んでないでさっさと来い(治療しろ)」とコレットに言います。
第3話
コレットの幼少期のシーンから始まります。
コレットは木の根っこの穴に隠れて、薬師の先生らしき人のそばにいます。
大人たちがコレットの話をしています。
コレットはどうやら流行病というものによって、村が全滅しコレットだけが生き残った様子。
それによってコレットは心を閉ざし笑うことをしなくなっていました。
しかし、薬師の先生が優しくコレットに言葉をかけ、コレットはそれに救われ癒されていました。
ー現代に戻るー
コレットが冥府へ行くと、大人バージョンケルベロスが待ち構えていました。
どうやらコレットが冥府へ来るたびに、大人バージョンケルベロスが待ち構えているそうです。
しかし、何かの気配を察しそこに向かうケルベロス(いい番犬だ)
コレットはハデス様のところへ向かい無理やり服を引っ張り薬を塗ろうとしていました。
ハデス様はそれが少し屈辱で、骸骨たちも「ハデス様が押し倒されている!」とショックを受け倒れていました。
ハデス様に薬師の先生のことを話していると、ハデス様がどうやらケルベロスの様子に気づいた模様(一緒にいなくても、異変に気付くハデス様)
ハデス様は急いでケルベロスの元へ向かうとそこには子犬化したケルベロスが一人の人間に捕まえられていました。
その人間は何と、ヘラクレス。
コレットが看病し助けた人でした。
ヘラクレスによると、ケルベロスをもらいにきたとのこと。
ハデス様を追いかけてきたコレットはヘラクレスに驚き、またヘラクレスもコレットがいることにびっくりします。
ハデス様によると、ヘラクレスは半分神様で半分人間だそうです。
ヘラクレスはケルベロスを国へ持って帰れば、旅が終わるといいます。
ケルベロスを国へ持って帰れば、もう同じ夢にうなされない、と。
ヘラクレスはコレットのところで看病してもらっていた時も、寝ている時うなされていました。
ハデス様はケルベロスを返せといいますが、ヘラクレスは抵抗します。
ハデス様がヘラクレスを攻撃し、捕えます。
ケルベロスを骸骨たちが抱っこして取り返します。
が、ヘラクレスは捕らえられても無理に脱出しなんとコレットを人質に取ります。
コレットを返して欲しければケルベロスを渡せといいますが、ハデス様は「断る」ときっぱりいいます。
「コレットより、そんなに犬が大事なのかよ」とヘラクレスはコレットを気絶させ、犬を渡すまでコレットは人質だ、と言って去っていきます。
ヘラクレスは地上へコレットを抱えて上がります。
目を覚ましたコレットにヘラクレスは
「冥王相手じゃちょっと分が悪い、時間をかけて追いつめる」と、コレットには悪いけど…と言いますがコレットは大激怒。
と、ヘラクレスが急にコレットに「コレットは冥王の愛人か?」と聞きます。
コレットはびっくりしますが、コレットは逆にハデス様の往診に気づかれていない(弱っていることがバレていない)と思い、「そうよ、愛人よ」と話を合わせます。
すると突然ヘラクレスが苦しみ、倒れます。
冥府でハデス様に攻撃されていたケガがひどかったのです。
逃げるチャンスなのに、コレットは逃げずにヘラクレスの治療をします。
すると薬箱を持っていないコレットは包帯がなく困っていると、自分の服をビリビリ破りました。
ヘラクレスが驚くけれど、コレットはいつものこと。
コレットは人質といえど、ヘラクレスも本当は悪い人ではないため、話をします。
コレットは、ヘラクレスにいつも見る悪夢のことを聞きます。
ヘラクレスによるとその悪夢は、「家族が死ぬ夢」だそうです。
奥さんと子供が、ヘラクレスが守ってあげることができずに亡くなったそうで、それから毎日同じ夢を見るそうです。
苦しくて仕方がなく、どうすればいいかわからず、予言の神にどうしたらいいか聞きに行ったそう。
そこでは、「故郷へ帰り、その王のもとで働け」と言われました。
ヘラクレスはこんな苦しみから解放されるならばなんでもやる!と、故郷の王の命令をなんでも聞きました。
故郷の王は変わった人で、あれが欲しい、あれが見たいなど言うそうで、ケルベロスを奪いに来たのもその故郷の王の命令でした。
ケルベロスを持って帰って来れば働いたご褒美にあの悪夢を消してくれると王が言ったそう。
その話を聞いてコレットは、ヘラクレスが悪い人ではないことを確信するが、だからと言って他の誰かを傷つけていいわけではないと言います。
「あなたのやり方は間違っている」と。
しかし悪夢から解放されたいヘラクレスは、「予言の神が言ったんだ!神のお告げは絶対だ!」と。
コレットは、「大事な人をなくして傷ついたのに他の人の大事なものを奪って何も思わないの?それは救いとはいえない」とヘラクレスに言うと
ヘラクレスは怒り、コレットに怒鳴ります。
毎日!何年も同じ夢を見てうなされてみろ!
お前はわかんないだろ
お前はそんな苦労したことないだろ
俺の気持ちがわかるもんか!
と涙を流しながら怒鳴ります。
コレットはそれを聞いて、ヘラクレスが毎日夢を見る理由がわかりました。
その夢を見る原因は
「自分が許せない」
ということ。
家族を、大事なものを守れなかった自分が許せなくて、その罪悪感がずっと消えず自分を苦しめているのです。
その気持ちは神様に消してもらうものではない。
コレットは幼少期に心を閉ざし笑わなくなっていたころ、薬師の先生に
「のんきに釣りして楽しそうにしている人が腹立たしいのかい?」と言われ図星なコレットは木の根っこの穴の中で涙を流します。
「自分だけ不幸」なような気がするんですよね。
コレットは村の人たちが皆流行病で亡くなり、一人ぼっちになってしまったのだから。
でも薬師の先生は言います。
「楽しそうに見えるけど、みんな心の中には苦しみも持っている。それでも明日が楽しくなるように歩いている。コレットは何をしたら明日が楽しくなる?」
コレットは木の根っこの穴から出て来て、考えます。
みんなの様子を見ながら考えます。
するとコレットはみんなの笑う笑顔を見て、薬師の先生に「私、人が笑う顔好き。私薬師になる」とコレットも笑顔を取り戻します。
傷はすぐに治らない。ゆっくりでいい。でもいつかはて思うことが大事なんだ。
そうやって死ぬまで自分と付き合っていくんだよ
とコレットに言われ、驚くヘラクレス。
その瞬間、コレットはハデス様の気配を感じます。
するとコレットとヘラクレスのいる地面が割れ…。
第4話
割れた地面からハデス様が登場します。
ハデス様はヘラクレスに
「”エウリュステウス”
お前に命令している王はこいつだな?」とヘラクレスに故郷の王のことを聞きます。
ハデス様は、今回の件で宣戦布告とみなし今からでも都へ乗り込めば片がつくと言います。
地面が割れた様子を見ても、ハデス様は偉大な方。
都1つ崩壊させるのも簡単なこと。
そんな冥府の王を敵に回した、ヘラクレスの故郷の王。
ヘラクレスは、ダメだ!とハデス様を止めようとします。
するとハデス様は「ならまた予言でも聞きにいくか?」とヘラクレスに問います。
ヘラクレスのことを全てお見通しなハデス様。
ヘラクレスは、行かない。自分が間違っていた。非礼をお許しくださいと謝ります。
するとコレットはハデス様に「これまでのヘラクレスとは違うから手を貸してあげてもいいでしょう?」と嬉しそうにぴょんぴょん跳ねます。
が、ハデス様はコレットのスカートがかなり短くなっているのに気づき、ハデス様が身につけていたマント(?)をコレットに被せます。
ハデス様は、ヘラクレスに偽物のケルベロスを渡します。
「偽物なので2〜3日は暴れる。が、そのあとは自分でどうにかしろ」と手助けをします。
このままヘラクレスが何も持たず帰るとヘラクレスが罰を受ける可能性があったためです。
冥府に帰って来た、コレットは骸骨と話をします。
骸骨に「あのお告げはなんなの?」と聞くと、
予言の神は別に人を傷つけてこいと言ったわけではなく、旅に出て、人に会い、自分を振り返る機会を与えただけなのです。
それをヘラクレスは間違えてしまったのです。
でもコレットとハデス様によって、ヘラクレスもやっと旅の意味を知ったのです。
そして骸骨は、コレットが人質でさらわれる際、コレットよりもケルベロスを取ったことに関してそんなお方ではないと言いますが
「コレットを返して欲しければケルベロスを渡せ!」と言われた際にハデス様が「断る」ときっぱり言い切ったことにコレットは少し傷ついていました。
コレットは往診で薬師で通っているだけなのに、勝手に冥府の仲間になれた気分でいました。
そして私は「仲間ではない。私は薬師だ」と。
コレットはハデス様の容態もよくなって来ているし、もう冥府にくる必要がなくなる。
骸骨にそのことを話している間、ハデス様はその会話を影で聞いていました。
するとハデス様は、コレットに布を提供します。
服が破れスカートが短くなっているため、コレットに布を好きなだけ持って行け、と。
しかしハデス様からもらった布で服を作ると、一応神様の持ち布なので布が光輝き、コレットに後光がさし地上の人間には分不相応なのでした。
神様の持ち物は人間には使えないし、行商が来るまで待てないコレットは山向こうの街まで買いに行ってくるとハデス様に言いました。
するとハデス様は、井戸があれば冥府から簡単に移動できるため、明日の朝に冥府に来いと言います。
次の日の朝、井戸を通して遠くの街まで一瞬で行くことができました。
ハデス様は、布にくるまり太陽に当たらないよう日陰に座りコレットを待ちます。
服の仕立てのお店に行くと、すぐ用意してくれるとのこと。
またお店の店員からある話を聞きます。
その話とは都の王様がコレクターで家来にいろんなものを集めさせていたのにそれをばったりやめたという内容でした。
なんでやめたのー?と他の店員が聞くと、どうやら犬に噛まれたよう。
とにかく懲りた、という話が噂されているようです。
コレットはその話を聞き、ヘラクレスがきっとうまくやったんだわ、と嬉しくなります。
服を仕立ててもらい、ハデス様のところへ急いで行くコレット。
そのとき、街の住人がハデス様をみて、「あの人前にもみたことある」と言います。
その住人はおばあちゃんですが、そのおばあちゃんが子供の頃にハデス様は今と同じように布で体や顔を隠し日陰に静かに座っていたことがありました。
ハデス様は、街を見ていつも静かに笑っていたそうです。
ハデス様はコレットを待っている間に、街中で3人の神様を見たそう。
他の髪がどういう理由で街に来ていたかはわかりませんが、ハデス様は死者の裁判官なので人の世を知らずに人を裁けないため
このように時々人混みにまぎれて陽の下を歩いていたそう。
そんな話をしていると、突然強い風が吹きハデス様の顔を隠していたフードが頭からずれてしまい、コレットは陽の光に当ててはいけないと
ハデス様の頭を抱きしめます。
突然の強う風によって、街のものが壊れますが、人間が協力して直します。
その様子を見て、ハデス様は「突風に飛ばされて喚いて嘆いて全員で元に戻す。」「何度でも立ち上がる。その力を持っている」だからこそ「人間が好きだ」と微笑みながら言います。
それを見たコレットは、ハデス様に「歩きますか?」と聞きます。
歩きたいなら、私がついて行く。
もし倒れそうになったら私が担いで井戸に飛び込みます!
私がそばにいてそれができるなら、どこへでもついていきます!
と、ハデス様の笑顔を見たくてコレットはハデス様に嬉しそうに提案します。
するとまた突風が来たと思ったのですが、コレットはハデス様の顔を守る前に
ハデス様がコレットを抱きしめました。
コレットに
「お前は冥府の薬師。私の薬師。誰が来ようと渡すものか」と微笑みます。
そして今日は歩かない。またいつでもこれる。お前(コレット)がついてくるのだから。と
冥府へ帰る2人。
試し読みと購入
LINEマンガ:https://manga.line.me/product/periodic?id=00009uqo
ピッコマ:https://piccoma.com/web/product/17584?etype=episode
楽天
まとめ
この漫画正直いうと、見ようと思ったきっかけがタイトルでした。
コレットは死ぬことにしたというタイトルで、ちょうどそのとき私は寝れず、イライラし、タイトルに惹かれてしまったのです。
なにこのタイトル。面白そう。と。
でも読んで見たら、あれ?こういう展開か!と。
でもファンタジーが好きな私はどハマりしました。
最初ハデス様がちょっと冷たいですが、
1巻の最後ではよく微笑むようになり、ハデス様に少しドキドキしました。
またケルベロスが私は大好きで、子犬バージョンも好きですが、怖い大人のケルベロスもかっこよくて
この漫画のファンになりました!
ファンタジー好きの方はきっとこの漫画も気に入るのではないかと思います。
神様系が好きな方もぜひ見て見てください!
2巻のネタバレもお楽しみに!