【薬屋のひとりごと2巻】様々な人に好意を持たれる!?猫猫、公開の場で毒を飲む!【ネタバレ】

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こんにちは、お久しぶりの投稿になります。ミコトです。

さて本日は、薬屋のひとりごとの2巻のネタバレ(あらすじ紹介)をしていこうと思います。

引用:LINEマンガ

 

 

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こちらでは漫画のワンシーンを載せております。
漫画紹介のために引用しております。
見ている方によりわかりやすく漫画のことを知ってもらうためです。
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目次

第五話:看病

引用:LINEマンガ

帝が、猫猫に梨花妃の容態を見てくれ(翻訳:治せ)と言われるところから始まります。

しかも、他の妃がいる前で。
男はつくづくデリカシーのない生き物だ。(ミコト解釈)

 

猫猫はしばらく梨花妃のところで看病(世話)をすることとなった。
が、梨花妃は1巻でもわかるように、強い妃。
その侍女も強かった。


引用:LINEマンガ

 

猫猫が看病のために消化の良いお粥などを作っても、梨花妃の侍女によって邪魔をされてしまいます。
病人に必要なことは、食事であった。

引用:LINEマンガ

1巻で梨花妃の容態の悪さの原因は、おしろい(化粧)だと判明しています。
しかし容態はとても悪い状態で、食事もまともにとれていない状態でした。

 

引用:LINEマンガ

見てわかるように、梨花妃はやせ細り、食事はまともに口に入れることができていない。
寝たきりの状態です。

それなのに、元気な人と同じ食事を運び、それを食べさせる侍女。
体調が悪く体も胃も衰えているので食べられるわけがなかった。

しかし、体調の原因は白粉だとわかっており、白粉は処分となったはずなのに体調がちっともよくならず悪化している梨花妃に猫猫も不思議に思います。
「生きる気力がない」のか「毒の排出ができていない」のか・・・・

そんなとき、壬氏が猫猫に話しかけます。
壬氏は女性からの絶大な人気を持っているため、梨花妃の侍女たちは猫猫に嫉妬します。
ですが、壬氏の一言で猫猫は直接梨花妃に触れ容態をみることができました。

猫猫は梨花妃の顔に触れた瞬間気づきました。
なんと梨花妃の顔には白粉が塗ってあったのです。
毒があり、処分となっていたはずの白粉が梨花妃の肌に塗ってあったのです。

猫猫は怒り狂った表情をし、とある侍女に言います。
その侍女は最初に猫猫の用意したお粥をこぼし嫌がらせをしてきた人です。
「妃に化粧をしているのはお前か?」と猫猫が聞くと侍女は
「ええそうよ。梨花さまには美しくあってほしいもの。それが侍女の務め」と言いました。

猫猫はためらうことなく、その侍女をビンタし、髪を掴み引っ張り白粉がしまってあるであろう場所まで引っ張りました。
白粉を見つけた猫猫は躊躇することなく侍女へかけました。

「そのうち毒が回るだろう
よかったなぁ、これで綺麗になれるぞ。
眼窩(がんか)は落ちくぼみ、いずれは食事が取れない体が手に入る」

「なんで禁止されたかわかってんのか?だっつってんだろうが」

猫猫は怒りでいっぱいです。
そしてトドメの一言。
「誰が自分の子どもを亡くした原因(毒)を喜ぶんだよ」(漫画はもっと口調悪いです。ここでは優しく言い換えております。)
梨花妃の侍女達はその様子をみて、猫猫に怯え、猫猫の指示に従うのでした。

梨花妃の容態は思ったより悪く、重湯を何度も何度も口に流し込み、嚥下させた。
そして事あるごとにお茶を飲ませ、小用(おしっこ)の回数を増やし毒の排出を試みた。

梨花妃の毒の排出(看病)が2ヶ月続き、梨花妃は散歩できるまで回復した。
漫画を見ればわかるが梨花妃は美しい。

梨花妃が回復すると、猫猫に聞いた。
「私はもう帝の子をなせないのかしら」と。

帝の愛はもう私にはないと自信をなくしていた梨花妃。
しかし、梨花妃を見てくれと頼んだのは帝です。と猫猫が伝える。
梨花妃は玉葉妃を意識しており、自分には玉葉妃のような淡い髪も翡翠の瞳も持っていないと言う。

どの時代でも、女性同士で比べ自信をなくすのですね。
一夫多妻でも、帝に愛されたい。それは1人の女性として当たり前の感情です。
現代で一夫多妻制があったら嫌です。悲しいです。
しかしこの時代の方は一夫多妻制が当たり前だったのですよね。

猫猫は遊郭のお姉ちゃんたちに教わった秘術を梨花妃に伝え、梨花妃の元を去りました。
残された梨花妃の顔は真っ赤になっていました。

第六話:園遊会①

突然園遊会が開かれる、という話が出ます。

園遊会とは年に二回宮廷の庭園にお偉い方が集い、様々な出し物が行われたり食事が振舞われたりする会のことだ。
侍女は基本何もすることのない会だが、食事は出るため、毒味は絶対必要であった。

園遊会当日、玉葉妃は紅を基調とした衣装をまとい、とても美しい衣装を着こなした。
侍女もまた妃と同じカラーの衣装を着て参加をする。

その際、変な虫がつかないようにと、玉葉妃は自身の印(花)をモチーフとしたネックレス、イヤリング、髪飾りなどをそれぞれの侍女に渡した。
猫猫はそばかすで化粧っ気もないので、侍女たちに「化粧しましょう」と言われる。
ギョッとする猫猫。

化粧をするために侍女が猫猫の顔を拭くと・・・・・

場面が変わり、壬氏登場。
妃たちに挨拶に回っており、玉葉妃の元へ行くと、普段とは全く違う猫猫がいた。
そばかすはなく、いつもより可愛い猫猫。
「そばかすが消えているぞ、化粧をしたんだろう」と壬氏が言いました。

しかし、実際は真逆でした。
猫猫はそばかすを隠すために化粧をしたのではなく、
そばかすをつけるためにわざわざ化粧をしていたのです。

綺麗になるための化粧ではなく、身を守るために化粧をしていました。
猫猫が以前住んでいた花街では、金も持たず暴力的で性病もちの男が女性を路地裏に連れ込むことがよくあった。
猫猫も1度あり、未遂で終わったが狙われないためにそばかすを入れていた。

壬氏はその話を聞き、ショックな顔を見せ、
「管理が行き届いていなく悪い」と謝った。
そして乱暴に猫猫の頭に簪(かんざし)をさし、顔を赤らめて「やる」とだけ言い、立ち去った。

猫猫がその簪を見ると、男物の簪だった。
玉葉妃はその様子を見て、
「私だけの侍女じゃなくなった」とシュンとした。

猫猫は玉葉妃から首飾りを受け取っていた。
現代でいうと、マーキングのようなものでしょう。
「自分のものだから手をだすな」と同じことですが、猫猫は玉葉妃からの首飾りも、壬氏からの簪の意味もわかっていません。

 

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第七話:園遊会②

園遊会では徳妃という立場の妃が登場します。
里樹(リーシュ)という名前です。
見た目はとても幼く、性格も幼い妃。
里樹は9歳で妃となっていた。

四夫人はそれぞれ己が象徴を与えられるそう。
玉葉妃は真紅と翡翠
梨花妃は群青と水晶
淑妃は黒(予想)→淑妃はまだ公に出てきていない妃です。これから出てきます。
そして五行にちなむなら、里樹妃は白なはずだが、園遊会での衣装は濃い桃色を着ていた。
玉葉妃とかぶっていた。
「空気の読めない子なのかな・・・」猫猫はその程度にしか思っていなかったが、後にその理由が明らかとなります。

すると突然男性から声をかけられ、簪を渡されます。
その男性の腰には大量の簪があり、猫猫はみんなに配っているのか〜としか思っておらず
受け取った。
その男性の名前は「李白(りはく)」という。
今度多く登場する人物です。

猫猫は簪を受け取ると、梨花妃が登場します。

美しい衣装をまとった梨花妃と、気まずそうな梨花妃の侍女たち(第五話参照)
梨花妃は猫猫の頭に自分の象徴の簪をさすと、すぐ立ち去りました。

猫猫は玉葉妃以外の人たちから、「自分のもの」としてアピールされている状態です。
モテモテです。

さて、猫猫はここからが本番です。
食事の時間となり、毒味が始まります。

まずは食前酒。
猫猫は躊躇することなく、食前酒の毒味をした。
注目される猫猫。
それはそうだ。宴席で使う毒ならば即効性のあるものを使用するため、猫猫以外の毒味役は震えていた。
しかし猫猫は変人。
1巻でも説明したが、毒が大好きな猫猫はのんきに「フグの毒がいいなぁ〜した先のしびれを感じるために胃洗浄と嘔吐を何度繰り返したことか〜」とにやけていた。

次に、魚と野菜のなますが出てきた。
後宮の夜食でもたまに出ていたため、猫猫は慣れた食べ物だった。
がいつもと違い、青魚がクラゲで代用されていた。
「皇帝の好きなものを作り間違えるはずがない・・とすると、誰かの配膳と間違えたか?」と猫猫が頭で推理していると、
青ざめている里樹妃。

里樹妃の皿には、クラゲではなく青魚が入っていた。

里樹妃は箸を持つ手が震えており、一生懸命食べていた。
帝の手前残すことができないのだ。
しかし里樹妃の後ろ、里樹の侍女を見ると、ニヤッと笑っていた。

そして続いてスープの毒味だ。
猫猫はスープを飲むと、うっとりとした表情を見せた。
見ている人たちが「どれだけうまい料理なんだ!?」と思うほど、うっとりとした表情だった。
しかし猫猫は
「これ毒です」
と言い、そそくさと立ち去った。

猫猫が飲んだスープに毒があったということは玉葉妃が狙われたということになる。
猫猫は苦しむ様子も見せず立ち去ったため大臣は信じられず、そのスープを飲むと本当に毒が入っており苦しんだ。

 

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第八話:園遊会③

その様子を見ていた壬氏。
猫猫の元へ行き声をかけた。

毒味役なのに元気な猫猫。
猫猫は久しぶりに毒を飲めたことで顔が緩んで機嫌が良くなっていた。
スープを飲んだ後、すぐ立ち去った理由は、美味しそうに飲むとまずいという理由からだった。

猫猫はスープは飲まずにすぐ手ぬぐいに吐き出していたが、本当は飲みたかった。
猫猫は壬氏に「残りのスープをください!」とキラキラした表情で言った。

壬氏は「お前莫迦だろ」と言い放った。
うん、読者一同、壬氏と同意見です。

場所は変わって、執務室。
そこには壬氏と高順、猫猫、里樹妃、里樹妃の侍女(園遊会でニヤッと笑っていた侍女)がいた。

猫猫は里樹妃に用があった。
里樹妃は壬氏からの呼び出しではないと知ると途端に機嫌を悪くした。
やはり若いが故に幼い。

猫猫が里樹の服をまくると、腕には赤い発疹がたくさん出ていた。
人によって、食べたくないものと食べられないものの違いを猫猫は説明した。

里樹妃は青魚が嫌いで食べたくないのではなく、食べてはいけない食べ物だったのです。
そして園遊会での食事は玉葉妃と里樹妃のものが何かの手違いで入れ替わっていたのではないかと猫猫は言います。

「食べられないものにしかわからないけど、好き嫌いの以前の問題です。
今回は蕁麻疹程度ですみましたが時に心不全や呼吸困難を引き起こし最悪の場合も考えられます。
それを知っていて与えたなら、それは毒を持ったのと同じです。」と。

そして、里樹妃の侍女に
「そこのあなた、毒味役でしたよね?万が一口にした場合はすぐに吐き出すようにしてください」と注意した。

そう。猫猫は全て分かっており、里樹妃の侍女がしたことも分かっていた。
そのため、侍女を軽く脅すために執務室に呼んだのであった。

里樹妃と侍女が執務室から退室した後、壬氏は聞いた。

もし玉葉妃と里樹妃の配膳が入れ替わっていたのだとしたら、
「狙われていたのは里樹妃の方ということか?」と。

スープには毒が入っていた。
猫猫が飲んだスープは玉葉妃のものではなく、里樹妃のものだったため、狙われたのは里樹妃ということになる。

謎を残したまま、2巻はここまでです。

マンガの購入と試し読み

宦官の壬氏に見いだされ、玉葉妃の侍女に取り立てられた元薬屋の少女・猫猫。そんな彼女が「帝」直々の命を受けて、依頼される事とは…!? そして、侍女として初の園遊会を迎える事になりますが…。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、図らずも注目を集めてゆく猫猫が活躍する第2巻!!

LINEマンガでの試し読み:https://manga.line.me/book/viewer?id=002d5unr
立ち読みページですが、少し読むことができます。

怯える表情がうまい

この2巻では怯える表情がたくさん出てきました。

私が特に印象に残った怯えた顔は梨花妃の侍女です。
本気の怯えた顔はこんな感じなんだろうな、と思うくらいリアルで、恐怖がビンビンに伝わってくる絵でした。

怯えた表情もだけど、脅す表情、怒りの猫猫の表情もめちゃくちゃうますぎて、怖かったです。
普段の猫猫に自分もあんなことされたら泣いてしまう・・・・本気で画力すごすぎます。ねこクラゲさん。

ねこクラゲさんは表情の描き方がすごくうまい方だなと思いました。
毒を飲んでうっとりする猫猫の表情も、妖艶な感じで、
いろんな表情を描くことができる漫画家さんなんだな〜と思いました。

絵柄が綺麗で、その場その場での緊張や恐怖など全て伝わってくる漫画です。

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