最近、心が綺麗になる&ほっこりする漫画を見つけました。
それはこの漫画
引用:LINEマンガ
ご主人様と獣耳の少女メル
私は獣耳と見た瞬間に「また男主人公で獣耳の少女の話か〜」と残念に思っていたのですが
これはなんとご主人様は女性!
そして表紙の色合い、絵のタッチから絶対いい漫画だと確信しました。
この漫画は汚れた世界を見た後に、見たい漫画です。
心がホッとする、そんな内容です。
漫画紹介のために引用しております。
見ている方によりわかりやすく漫画のことを知ってもらうためです。
またまた漫画の画像引用は誰もが見れる無料分だけとなっております。(有料分の画像は載せておりません)
もし著作権で問題がある場合は、お問い合わせから連絡をお願いします。
目次
第1話:金色の蝶
獣耳の少女が大きな屋敷で迷子になるところから始まります。
迷子のなった少女(メル)に声をかけたのかコレットさんというおばあちゃん。
もともと屋敷にいる人です。
とても優しく、メルに掃除の指示を出します。
引用:LINEマンガ
誰が見ても、危なっかしいメル。
おっちょこちょいで危なっかしい。
でも本人は一生懸命なのです。
窓拭きをしていると…
引用:LINEマンガ
金色の蝶を見つけます。
ついつい身を乗り出しすぎて、またもや危なっかしい…。
コレットさんに金色の蝶がいたことを話すと、
「春と一緒にやってくる金色の蝶を見た人はしあわせになれる」と教えてもらったメル。
次はご主人様の部屋の掃除です。
が、ビクッとするメル。
引用:LINEマンガ
ご主人様は女性です。
綺麗ですが無愛想。
メルはご主人様と話したことがなく嫌われているかとビクビクしていました。
引用:LINEマンガ
たくさんの本を運んでいると、ふと本が気になり中を開いて見たメル。
すると背後でご主人様がじっとメルを見ていました。
びっくりしたメルは、本を勝手に見たことを謝りますが、ご主人様はメルの頭についていたホコリをとっただけなのでした。
するとご主人様の後ろにある窓の近くで金色の蝶が飛んでおり、メルはそれを伝えようとしますが
金色の蝶のことを「おいしそうだな」と。ちょっと変わったご主人様です。
金色の蝶をまだメルしか見ていなく、メルは自分だけではなくコレットさんやご主人様にも見せたいと言います。
するとご主人様が一緒に外に出て探そうと言います。
引用:LINEマンガ
外から見ると立派なお屋敷です。
お屋敷の周りにはたくさんの蝶が飛んでいますが金色の蝶は見当たりません。
すると、高いところに蝶を見つけましたが、ご主人様は見えなかった様子。
するとご主人様はメルを抱きかかえ、「上見えるか?」と声をかけます。
蝶が見えましたが、普通の黄色の蝶でした。
しかしご主人様の優しさと笑顔に触れることができたメル。
引用:LINEマンガ
ほ、微笑ましい・・・・!!!
メルが可愛すぎて癒され発動中です。
金色の蝶は見間違いだったのかとしょぼんとするメルに、コレットとご主人様はとても優しく「メルちゃんのことを信じる」と声をかけます。
なんて優しい人たちなのでしょう。
引用:LINEマンガ
蝶はまた来年やってくるよ、とご主人様。
また来年が楽しみですね。
第2話:雷の夜
引用:ピッコマ
今夜は大雨で天気が荒れています。
ラジオからは雷のことも言っていますね。
メルはこのお屋敷に来て初めて部屋をもらった時のことを思い出していました。
初めての部屋は嬉しいけど、こんな天気の夜は心細い。
引用:ピッコマ
こんな寂しい夜は早く寝るに限ります。
部屋を暗くし、眠ろうとしますが外は大荒れでミシミシという音がしたりと少女のメルにとっては怖い状況。
するとメルは思い出します。
トレイに行くのを忘れていたことを…。
引用:ピッコマ
廊下は真っ暗。
コレットさんはいないので、一人でトイレに向かいます。
無事トイレにたどり着き、あとは部屋に帰るだけ!
でもその時…
引用:ピッコマ
大きな雷が!
あああ、これはでかい。
びっくりしたメルは明かりのついている部屋を見つけその部屋に飛び込みます。
するとそこにはご主人様がいました。
雷を怖がっているメルにご主人様は
「ここで寝ればいい」と言います。
ご主人様と一緒に寝るのかな!?とドキドキソワソワ。
普通はご主人様というと、主従関係的なものがあり、一緒に寝るということは通常ありえない話です。
引用:ピッコマ
そわそわしているメルに「どうしたの?」と声をかけるご主人様。
メルはソファで寝ると言いますが、ご主人様は「別にいいよ。無駄に広いベッドなんだから」と。
しかしメルはどうしたらいいかわからず。
でもその時また大きな雷が落ち、びっくりしベッドに飛び込みます。
飛び込んだ先にはご主人様がいて、
引用:ピッコマ
あああ、ほほえましい。(二回目)
ご主人様にぎゅっとしてもらい、そのあたたかさに安心したメルは眠ります。
しかし…。
引用:ピッコマ
メルはいつも失敗して先生に叱られていました。
メルは夢で自分の辛い過去を見ていて涙を流します。
夢でうなされているメルをじっと見つめるご主人様。
朝になり熟睡していた様子のメル。
するとご主人様が「夜一人で寝るのが寂しいならこれからこの部屋で寝ればいいよ」とメルに言います。
きっと昨夜夢でうなされ泣いていたのを見たからですね。
そして二人は大寝坊していました。
しかしコレットさんは怒るどころか、「よく寝るのはいいことですね〜」と笑顔でした。
コレットさん好き。
第3話:ひとりぼっち
この話はメルの過去の話です。
引用:ピッコマ
獣人は10歳になるまでの間、施設で学び、自分の元に訪れるご主人様を夢見ながら待つのです。
引用:ピッコマ
ご主人様と一緒に暮らして行くための授業中、メルは遅刻してやって来ます。
先生に「また」ですか、と言われてるところからすると常習犯の様子。
罰の中庭の掃除をしていると、フランという獣人がメルに嫌なことを言って来ます。
落ちこぼれ、見た目は地味、ご主人様は訪れにこない、など。
すると「フラン!」とフランを叱る声が。
その声の主はマリー。
フランはマリーには弱いようでタジタジ。
引用:ピッコマ
マリーはオッドアイですね。
フランの様子からすると、多分優等生なのでしょう。
メルのことを励ますマリー。
とても優しいお友達です。
マリーはさっきの授業でどうして遅刻したのかメルに聞きます。
メルはマリーにだけ教えるね、と遅刻した理由を教えます。
その理由は、裏門に捨てられていた子猫に給食のパンをあげていたからです。
猫はとてもやせ細っていました。
マリーはこの猫を二人で育てようと提案します。
二人だけの秘密よ、と。
猫はあれから体も大きくなり元気に飛び回るように。
メルは「間違ったことをしているのかな?」とマリーに聞きます。
マリーは「じゃあどうしてこの子を助けようと思ったの?」と聞き返します。
メルは「マリーしか友達がいなくてさびしかったから。この子もひとりぼっちでさびしそうだったからそばにいてあげたかったの」と言います。
マリーはそんなメルの優しいところが好きだと伝えます。
しかし他の生徒に目撃されており、先生に呼び出されてしまいます。
するとマリーが突然現れ、メルを庇います。
先生は優等生のマリーが、、、と信じられない様子。
マリーは一度猫を育てて見たかった、とメルを庇います。
先生はマリーの成績を下げるという罰を与えました。
しかし、マリーになんとご主人様が決まります。
一番のり。
成績を下げられても関係ないのです。
マリーがいなくなることで涙を流すメル。
猫はマリーのご主人様が一緒に引き取ってくれるそう。
泣くメルに対し、「また会いに行くわ」とマリー。
引用:ピッコマ
ああああ、微笑ましい(3回目)
マリーがいなくなって落ち込んでいるメルに、フランが声をかけます。
「まだマリーがいなくなったことで落ち込んでんの?」と。
フランは今日ご主人様が決まったようで、メルに自慢しました。
するとメルはフランのことを褒めます。
それに対し、自分は・・・と落ち込むメルに、フランは怒ります。
フランは実はとっても優しい子でした。
マリーだけではなく、メルにはフランもいたんですよね。。
引用:ピッコマ
しかしそれから季節が何度変わっても、メルの元にご主人様は現れませんでした。
このままずっとひとりぼっちなのかな。
すると、メルの元に、ご主人様がやって来ます。
引用:ピッコマ
雪のように白く美しいご主人様。
そう、今のお屋敷のご主人様です。
お屋敷にやって来たメルは大歓迎されますが、自分は愚図で役に立たたずだけど、役に立ちたいと言います。
ご主人様は召使いのためにメルを引き取った訳ではないので、好きに過ごしなさいと言いますが、メルはそれでは気が済まないようです。
引用:ピッコマ
役に立てないと。。。。
コレットさんはメルのことを理解している様子。
引用:ピッコマ
するとコレットさんはメルにお手伝いをしてくれないか?とお願いします。
その言葉に喜ぶメル。
ご主人様に「メイドをします!」と伝えるとご主人様は「好きにしなさい」と無愛想に答えます。
引用:ピッコマ
メルはメイドの仕事を頑張ってはいますが、おっちょこちょいで危なっかしいため、ご主人様も目が話せない様子。
落ちたメルを抱きかかえるご主人様。
引用:ピッコマ
メルはご主人様に聞こえないくらいの声で「選んでくれてありがとうございます」と呟きます。
そして、マリー、フランにまた会えるといいなと思うメルなのでした。
第4話:お屋敷のご主人様
郵便からのお手紙を受け取るメルを見た、街の人は
あのお屋敷獣人を引き取ったのねとお屋敷の話をしています。
そしてお屋敷の噂のお話をします。
その話によると、ご主人様は人間嫌いなのだそう。
理由は遺産の相続で色々あったとか。
場所は変わり、コレットさんが何かしらの用でお屋敷を留守にするそう。
メルのことをちゃんと見るようにコレットに言われるご主人様。
また表情のことも指摘され、そんなに自分の顔は怖いのか?と鏡を見るご主人様。
その時、ブラシとバケツを持ち、どこかへ行こうとするメルを見つけます。
どこへ行くのか気になったご主人様はメルのあとをこっそりついていきます。
たどり着いた場所は鳩小屋でした。
メルは鳩小屋の掃除をしていました。
しかしメルの使っているブラシが大きく、使いにくそう。
ご主人様が見つからないように小さなブラシをメルの近くにこっそりおきます。
それに気づいたメル。
すると鳩小屋の鳩たちがメルに攻撃します。
メルの頭を突きます。
そんなメルを見たご主人様は鳩に対し怒り、
鳩をとんでもない眼力で睨みます。
睨まれた鳩は「ご主人様いたの!?」とびっくりし、大人しくなります。
そんな様子にメルは周りをきょろきょろ。
するとメルは「小鳥さん様子はどう?」と小さな箱の中にいる小鳥に話しかけます。
メルは朝ごはんのパンを小鳥さんのために残していました。
その様子を見たご主人様はメルがいなくなった鳩小屋に入り、小鳥を見つめ、
これは鳩じゃない。このままここにいると危険と察します。
ソファに寝っ転がり、何かを考えている様子のご主人様。
するとメルがお水を持って部屋にやって来ます。
ご主人様はメルに小鳥のことを聞きます。
ご主人様は部屋に小鳥の入った箱を持って来ていました。
この小鳥はお屋敷の裏の森の木の下に落ちており、弱っていたので持って帰ってきたそう。
ご主人様はメルに「あの鳩小屋で小鳥を育てるのを許すことはできない」と言います。
メルはみんな仲良くできる!とご主人様に言いますが、できないよと言い切ります。
ご主人様はある少女の話をメルに話します。
その少女は孤児で、運よくお屋敷の夫婦に引き取られた。
少女はたくさんの愛情を受け、すくすく育ったがある日義両親がなくなってしまいました。
財産を受け取った少女の元に親戚たちが寄って集まりその少女を責めた。
「よそ者のくせに」と。
その少女は誰も信じなくなった。
その話を聞いたメルは、
「その女の子はそれからもずっと一人ぼっちなんですか?」とご主人様に聞きます。
そしてこのままだと小鳥は死んでしまう。と伝えると、
ご主人様は「それがあるべき姿」と冷たく伝えます。
そんな寂しいこと、嫌です。といい、小鳥の箱を抱えメルは走って部屋を出て行きます。
〜獣人を引き取る時のシーン〜
コレットがご主人様に獣人のこと引き取ってはどうかと話します。
結婚も、友人を作るのもまっぴらだ、というご主人様にコレットは獣人はどうかと提案しました。
コレットは、もう1度ご主人様が心から信じられる人を見つけて欲しいんです、と。
〜回想終了〜
メルに言いすぎたと、メルを追いかけてご主人様はお屋敷の裏の森にいきます。
メルは高い木の上に登っており、ご主人様はおりて来なさいと言いますが、
足を滑らせ落ちてしまいます。
でもご主人様がキャッチしますが腰を痛めた様子。
メルは木の上にある巣穴で小鳥を育てようと思っていたそう。
メルは、わたしはひとりぼっちがさびしいことを知っている。だからそばにいてあげたい、とご主人様に伝えます。
びっくりするご主人様。
「だからと言って無茶をするのはやめなさい」と叱るとメルは膝に怪我をしており、ご主人様がそのまま抱きかかえました。
メルを抱きかかえたまま、ご主人様は「明日買い物に付いて来なさい」と言います。
その小鳥の鳥かごを買いにいく、と。
それを聞いたメルはとても喜び、ありがとうございますとお礼を言い、ご主人様にぎゅっとしがみつくのでした。
翌日街のお店にお屋敷の女主人がいるのを見つけた街の人は珍しそうにご主人様を見ています。
そのご主人様の顔はとても優しい表情をしており、街の人たちは
「あんな優しい顔しているの初めて見た」と。
優しい顔をしたご主人様はメルと手を繋いでいました。
第5話:パジャマ
ご主人様は外でお仕事中。
ご主人様は作家さん?かな。
担当の方に原稿を渡しています。
担当の方がご主人様をご飯に誘いますが、ご主人様は用事があるからと断ります。
担当の方は美味しいもの食べに行こうよ〜と駄々をこねます。
その理由は「作家と一緒だと経費で落ちる」から。
ご主人様の用事はメイドの服を買うと言う内容。
担当の人はおばあちゃんの?と根掘り葉掘り聞いてきます。
昨夜メルがお風呂に入っている時、着替えている途中で服が破けてしまいました。
変えの寝間着も、最近雨で洗濯ができておらず1枚もありませんでした。
コレットさんはこれならどうかしら?とご主人様のカッターシャツをメルに着せます。
ご主人様の部屋に寝にきたメルはご主人様の服を着ていますがお尻は丸見えでご主人様は「寝冷えしそう」と心配をしました。
ご主人様がメルのために服を買いに来た。
そしてメルのサイズを体感で理解している。
という事実に担当の方は獣人に手を出してはいけないよ!と忠告するもご主人様はハテナ顔。
担当の方はあの人間嫌いなご主人様がめずらしく誰かを大事に思っていることにびっくりしていました。
メルちゃんは特別なんだね。と言われ昨夜メルの寝顔を見つめお休みのキス(おでこ)をした時のことを思い返していました。
特別なんだね、と言われたご主人様は笑顔で「そうだな」と答えると担当の方も嬉しそうに笑います。
そしてあまり甘やかしすぎてはダメだよ、と注意しますが・・・
メルのために、たっくさんの服を買ってしまったご主人様。
「それを甘やかしてるって言うんだよ!」と担当の方に言われて、この話は平和に終わりました。
第6話:におい
晴れた日、コレットさんと洗濯物を洗おうとしているメル。
まだ洗っていないご主人様のシャツを落とし、それを拾いニオイを嗅ぐメル。
ご主人様の香りに頰を赤らめるメル。
するとご主人様が二人を呼びます。
話の内容は、ご主人様が仕事の都合で1泊するということ。
しかしその日はコレットも用事があり2日間いないそう。
そうなるとメルが一人でお留守番ということになってしまうためコレットは用事をキャンセルしようかと言いました。
ですが、メルは大丈夫だから行ってきてくださいと言います。
2人はメルに、留守の間の注意点を伝えます。
2人が出かけた後、メルはお屋敷をピカピカにして2人を驚かせようと考えていました。
でも屋敷は広すぎて無理でした。
台所にはご飯も用意してあり、メルが1人でも困らないようにしてありました。
場所は変わりご主人様はあの担当の方と一緒にいました。
「今日は一泊するんでしょ?美味しいもの食べに行こう〜」と、担当の方は嬉しそうに話していました。
しかしご主人様はいつもより警官が多いことに不思議に思います。
担当の方によると、この前獣人が誘拐された事件があったそう。
獣人は簡単に引き取れないからこういう事件が多いそうです。
その話を聞いたご主人様は冷や汗を流し、今日は帰る!と急いで家に向かいます。
夜9時になり、メルは2人に言われた通り、鍵を閉め眠るところでした。
しかしいつもご主人様のベッドで寝ているからか、落ち着かないメル。
いつもメルはご主人様のベッドでご主人様の香りに安心して眠っていたのです。
眠れないメルはベッドから起き上がります。
急いで帰ってきたご主人様は急いでメルの部屋へ向かいます。
しかしメルの部屋にはメルはいなくご主人様は焦ります。
しかし自分の部屋のドアを開けるとご主人様のベッドで横になっているメルを見つけます。
ご主人様はメルを起こします。
メルは帰ってくるはずのないご主人様の登場にびっくりします。
どうしてここで寝ているんだ?と聞かれ、メルは頰を赤くし
「ご主人様のにおいがないと寂しくて眠れなかったんです」と。
頰を赤くしているメルに対しご主人様はポカン顔。
獣人は人間より鼻がきくため、好きなにおいをかぐと落ち着くんだそう。
するとご主人様はメルを抱きしめ
「こうすると落ち着くの?」と聞きます。
ドキドキするメルに、ちょっとSっ気なご主人様。
「この匂い好きなんでしょ?」とSな発言にメルは「好きです」ともう胸がいっぱいの状態。
ご主人様の匂いに包まれてメルはうとうとし始めます。
ご主人様も急いで帰ってきたので疲れており、もうこのまま寝ようと2人でベッドに寝転びます。
ご主人様の腰元をぎゅっと抱きしめ嬉しそうに寝るメルでした。
別の日、コレットさんがお砂糖がどこかしら、とお砂糖を探していました。
するとメルがクンクンし、お砂糖を見つけ出します。
ご主人様はその様子を見ながら
「鼻がきくとはあぁいうのにも使えるのか…?」と考えていました。
第7話:アポロ
メルとご主人様は動物園に遊びにきました。
いろんな動物を見ていると、一匹の大きなワンちゃんが走ってきます。
そのままメルに飛びつき顔を舐めまくります。
すると「アポロ!」という女性の声が聞こえます。
その人は飼育員さんでした。
飼育員さんはアポロは顔を舐めるのが好きで、と説明するもメルはすでに舐められすぎてダウンしご主人様も舐められていました。
その大きな犬はアポロという名前で飼育員さんと仲良しなのですが
アポロは実は捨て犬。
それを知ったメルは「どうして捨てるの?」と聞きますが
確かな理由はわからないけど、「いらなくなった」んだろうね、と飼育員さんから聞いてメルは落ち込みます。
そんなメルの様子を察した飼育員さんは「アポロとお散歩できるサービスがあるからやってみない?」と元気に話しかけます。
するとそれを聞いたアポロの方がお散歩!お散歩!と大喜び。
メルがリードを持った瞬間に勢いよく走ってしまい、
ご主人様と飼育員さんと離れ離れになってしまいました。
たくさんの人がいる中、ご主人様の後ろ姿に似た人に「ご主人様!」と声をかけたけど違う人で
メルはこんなにたくさんの人の中からご主人様を見つけれるのか不安になっていました。
時間は夕方になってしまって暗くなってきました。
アポロも歩き回って少し疲れた様子。
倉庫らしき建物の階段で座り休んでいるメルとアポロ。
メルは「ご主人様は私のことがいらないからって先に帰っていたら・・・」と不安になっていました。
するとアポロがメルの涙を舐めます。
メルは励ましてくれるの?とアポロに聞くと
アポロは真剣な顔でワンワン!と吠えました。
飼育員さんとご主人様は一緒に行動しており、
ご主人様はさっき聞いたアポロが捨てられた話について詳しく聞きます。
犬はとても賢く、一度世話をしてくれた人のことを絶対に忘れないのだそう。
そしてアポロは捨てられた場所に毎日足を運んでいたそう。
今でも迎えにきてくれるのを待っているんでしょうね…と飼育員さん。
でもご主人様が飼育員さんに
「でもアポロは今は寂しくないと思います。あなたがいるから」と伝えます。
飼育員さんはアポロがそう思ってくれてたら嬉しいわ。と笑顔になります。
すると近くでワンワン!という鳴き声が。
ご主人様は走ってその場所に向かいますが飼育員さんは足が遅く後ろで「待ってくださ〜い!」と叫んでいました。
一足先に犬の鳴き声の場所についたご主人様はメルを見つけるとメルは涙を流します。
どこか怪我でもしたの?と聞かれても首を横に振るメル。
「もうご主人様と会えなくなったらどうしようって。
もしかしてわたし捨てられたのかなって」と顔をくしゃくしゃにして涙を流すメル。
捨てるなんてそんなことするわけないじゃない。こうやって迎えにきたでしょう?とご主人様が伝えても泣き止まないメル。
するとご主人様はメルの涙を舐めます。
びっくりしたメルは涙が止まり、ご主人様は「びっくりした?アポロのまね」と。
するとアポロがご主人様に飛びつき顔を舐めまくります。
飼育員さんのところへ帰ろう、とご主人様はメルと手を繋ぐと、メルはさっき舐められたところを手で触り
ドキドキしていました。
飼育員さんのところへ戻ったアポロは
「アポロってばもうー!心配かけさせて!」とアポロを抱きしめていました。
試し読みと購入
LINEマンガ:https://manga.line.me/book/detail?id=0025bdsz
ピッコマ:https://piccoma.com/web/product/22591?etype=episode
まとめ
さて、このご主人様と獣耳の少女メルのネタバレをお伝えしましたが
基本短編です。
毎話毎話平和です。
ドキドキハラハラ冒険物や戦いものと違うので、落ち着いて読める漫画です。
ただ、メルが主人様に恋してる感がすごく出てきているので、
それが嫌いな人もいるかもしれません。
ちょっと女性✖️女性っぽいシーンが(大人なシーンではない)6話くらいから出てきています。
苦手な人は要注意です!
ちなみに私は正直いうと苦手でした。
口コミでも百合系だな〜という声がありました。
首輪を付けた「獣人」と、獣人をペットとして飼う「ご主人様」
なかなか引き取り手が見つからなかった獣耳の少女メルは、無愛想なご主人様の元に引き取られ、
そこでメイドとしての生活を始める…という内容。
設定自体は定番とも言える獣人系の設定ですが、
伊藤ハチさんの独特の、柔らかくて百合百合しい、ゆったりとした世界観になっています。伊藤ハチさんの作品は「月が綺麗ですね」などを既に見ていますが
他の百合漫画に比べると1巻はとても展開が遅く、なんともやきもきしてしまうことが多かったように思います。
そんな今までの作品に比べるとこの漫画は非常に展開が早く、
添い寝やお風呂、果てはキス…?なんかもこの1巻で早くも登場します。サービスショットが多いのはいいですね!獣人とご主人様の関係なんだからもっと親密になっても許される気もするんですが
この作品はそんな主従関係を結んでいる2人の「近すぎず、遠すぎず」という絶妙な距離感の百合になっています。メルはとても受け身な女の子で、しっかりと獣人
他の獣人達との関係なども描かれており、今後の展開が楽しみな作品です。
「獣人」系の設定が好きな人には特におすすめしたい百合漫画です。引用:Amazon
小さな女の子と大人の女性の組み合わせに定評のある伊藤ハチ先生が、またしても素晴らしい作品を世に放ってくれました。ある理由から他人と距離を置く様になった女性が、屋敷に使用人として来た獣耳の少女と心を通わせるうちにだんだんと心を開いていき、時には「主人と使用人」の関係を超えてしまいそうな夜も・・・、といったほんわかドキドキするガールズラブな物語です。絵のタッチが細かく繊細で、メルの愛らしさやご主人様の凛々しさが余すことなく表現されており、全体的にクオリティが高い・・・!
ほんわかした古参メイドのコレットさんや、ご主人様の仕事仲間で爽やかクズボーイッシュなミストさんなど、個性的なサブキャラが勢ぞろいで物語を盛り上げてくれるので終始まったく飽きの来ない面白さです。もう2巻が待ちきれない!引用:Amazon
どうやらこの漫画の作者、伊藤ハチさんは百合漫画を描くようで、私はそれを知らずにこの漫画を読んでおりました。
漫画って読んでみないとわからない!ですね!
私は毎日漫画を読んでいて新しいお気に入りの漫画もどんどん増えています。
時には「うわぁ、、、」と思い、読まなくなる漫画もありますが、やはり試し読みできる今の時代は素晴らしいですね!
昔は買って見ないとわからなかったんですよね。
この漫画はちょっと百合なシーンがあるのと、
獣と人間の話なので、こういう主従関係っぽい話が好きな方はぜひチェックしてみてくださいね!
男性との恋愛模様は一切ない感じです。