本日は薬屋のひとりごと3巻のネタバレです。
引用:LINEマンガ
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目次
第九話:猫猫の推理
引用:LINEマンガ
2巻の最後で毒味役をし、毒を飲まずとも口にした猫猫は、侍女たちに休め〜!と言われていた。
引用:LINEマンガ
引用:LINEマンガ
さて、壬氏の付き人をしている高順が出てきます。
先日、猫猫が飲んだ毒入りスープです。
高順は実際に園遊会で出た器をそのまま持ってきました。
猫猫の推理開始
引用:LINEマンガ
猫猫は、器を誰が、そして何人触っているのかを調べるために、道具を使い器についた指紋を見えるようにします。
引用:LINEマンガ
現代でも使える方法ですね。
さて、浮かび上がった指紋の人数は4人でした。
器の周りに触れた3人→スープをよそった者、配膳した者、徳妃(里樹妃)の毒味役
そしてもう1人は、器の縁に触った誰か、です。
ここで高順には疑問が。
なぜ玉葉妃の侍女の猫猫が、里樹妃のスープを飲んだのか?
猫猫はこう答えます。
「それは里樹妃が食べれないものを知っていてわざと玉葉妃のものとすり替えた。
明確な悪意を持ったいじめだ」と。
上級妃に対していじめが?と信じられない高順。
猫猫はあくまでも憶測を話しました。
・園遊会での里樹妃の衣装は濃い桃色
・玉葉妃と被っている
・里樹妃は五行でいうと白色
・実際に里樹妃の侍女の衣裳は白だった
・妃と侍女は衣裳を合わせる
・侍女は妃を立てるもの
・妃に恥をかかせるためにワザと衣裳を合わせなかった
以上が猫猫の憶測です。
さて器の話に戻りますが、毒を盛ったのは、器の縁に触れた指の者だと猫猫はいいます。
犯人は不躾な者です。
猫猫は高貴なお方が口をつける部分を触ってはいけないと言われていたからです。
そのため、結果的に里樹妃がいじめられており玉葉妃のものとすり替えられたことで猫猫が毒見役として毒に気づけたのです。
里樹妃はいじめられたことにより命拾いをしたのです。
場所は変わり、壬氏の部屋。
高順が本日わかった猫猫からの情報を、うまく伝えます。(ごまかすところはごまかす)
誤魔化されても、変わらない事実がありました。
それは毒を盛ったのは内部犯ということ。
第十話:簪の意味
猫猫は園遊会で、計4つの簪をもらっていました。
玉葉妃からの髪飾り
壬氏からの簪
梨花妃からの簪
李白という武官がみんなに配っていた参加賞
猫猫は、簪にはすごい力があることを知ります。
それは簪を使うことで後宮から出られるのです。(一時的に)
それを知った猫猫は、李白という男の簪を利用することにしました。
偉そうに座る李白に猫猫は「実家に帰りたい」とお願いをしたが、李白はブチギレ寸前です。
「嬢ちゃんの里帰りにうまく利用されろってことか?」とブチギレな顔をして言います。
ですが、猫猫切り札を持っていました。
「緑青館で花見はいかがですか?」
ちょろい男
緑青館とは綺麗な女の子たちと遊べる場所です。(丁寧な言い方です)
緑青館とは一晩で銀がつく高級妓楼でした。
李白はびっくりします。
猫猫は実際に紹介状も持っていました。
それも高級官僚でも手を出せない三姫の紹介状でした。
猫猫は粘ることなく信じられないなら他をあたるといい、他の簪をチラつかせて見せました。(梨花妃からと壬氏からの)
李白は「猫猫は実はすごい人なのでは!?」と話が嘘なのか真実なのか悩んでいましたが、猫猫に負けその条件を受け入れました。
玉葉妃の侍女たちはなぜか猫猫に
「おめでとう!」
「まさか私たちより先に猫猫が!」
「いい人に出会えたのね」
と言いました。
猫猫は意味がわからなかったけど、ありがとうございますとお礼を言いました。
実は簪には特別な意味があったのですが猫猫はそれを知りませんでした。
簪は後宮から連れ出すという意味だけのもではなかったのです。
猫猫が簪をもらった男と里帰りしたと聞きショックを受ける壬氏・・・
猫猫が帰ってきたら一悶着ありそうです。
第十一話:里帰り
緑青館とは中級から最上級の妓女が揃う老舗の楼閣です。
李白とともに緑青館へ行く猫猫。
1人おばあさんが出てきます。
そのおばあさんは出てくるなり猫猫のお腹を殴り、猫猫は吐きます。
これまでも毒を飲んだ時にこのおばあさんのパンチによって吐き出していた猫猫。
嘔吐するくらいのパンチでさえ懐かしく思ってしまう猫猫はやはり変人。
このおばあさんの正体は緑青館の店主でした。
李白は早速、緑青館の三姫の1人「白鈴(ぱいりん)」のところへ連れて行かれました。
一方猫猫は、オヤジの元に帰りました。
※オヤジが本当のお父さんなのか、育ての親なだけなのかは謎です。
なぜってオヤジが結構なおじいさんだったからです。
やっと帰ってこれたと喜ぶ猫猫は人攫いにあって今どうしているかをオヤジに話します。
そのまま眠る猫猫。
早朝に家のドアをドンドン叩く音にびっくりする猫猫。
1人の少女がドアを叩いていました。
ただ事ではない表情に猫猫は黙ってついて行きました。
ついて行くとそこには、倒れている男女二人組がいました。
口から唾液のようなものを流し、苦しんでいる二人。
周りの者たちが、とりあえず吐かせたと猫猫に言います。
しかし男は息をしておらず、女も呼吸が浅く、緊急事態です。
猫猫は胃の中身を出そうと胃を圧迫します。
男は胃の中身を吐き出しました。
「朝からなんなんだ」とうんざりする猫猫。
簡単に起きている状況を猫猫がまとめます。
・倒れていたのは妓女とその客
・毒を飲んでからあまり時間は経過していない
・酒瓶が二つ
・割れたガラスの器
・褥に二色の染み
・煙管と藁
・散らかったタバコの葉
猫猫は木簡に状況をさらさらと書くと、ドアをドンドン叩いていた小さな少女にオヤジに木簡を渡してくれと頼む。
応急処置は終わってるけど、なるべく急いで渡して!と頼む猫猫に小さな女の子はコソッと悪い顔で「フン」と言います。
この女の子、何かありますね。
第十二話:麦わら
時間がだいぶ過ぎた頃に女の子とともにオヤジがきました。
「遅かったな」という猫猫にオヤジは「この子が足を気遣ってくれた」と言います。
果たして遅れた真実は・・・?本当に足を気遣っただけなのか?
オヤジはとてもすごい人で、1の情報から2や3も知ることができる人です。
オヤジは猫猫にこれはなんの毒だと思ったか質問します。
猫猫は答えますが、オヤジによって新しい情報を学びます。
その時、小さい女の子がお茶の用意ができたと呼びにきました。
えらく不機嫌な様子に、猫猫も気づきました。
お茶を飲む際に麦わらが用意されていました。
麦わらとは現代でいうストローのこと。(タイトルの麦わらが、このことです。)
器に紅がつかぬように飲んでいる様子を見て実際にそれを使いお茶を飲む猫猫。
ふと男女2人の様子が気になり、様子を見てくるとオヤジに言いその場を立ち去ります。
そこに行くと、何と小さな女の子がナイフで男を刺そうとしていました。
危機一髪のところで、猫猫はナイフを取り上げます。
女の子は言います。
「邪魔しないで!こんなやつ、しんだ方がいいんだ!」
猫猫は他の妓女により、女の子がなぜあの男を恨んでいるのか理由を知ります。
・女の子の姉がその男に身請けされる予定だった
・急に身請けが白紙となり姉は自殺をした
・その男は口説いては身請けをほのめかし、飽きたら捨てるを繰り返していた。
・憾みばかり買うような男だった
・逆上した女に刺されそうになったり毒を盛られたこともある
・豪商の父親により甘やかされて育ち、金で解決してきた
・小さな女の子は倒れた妓女に懐いていた
不謹慎ですが、泣いている女の子の顔がとても可愛いです。
ぜひ漫画を買って見て見てください。
本当に可愛いです。
そして猫猫は改めて女の子に対して、思い返していた。
・普通なら医者を呼ぶのに不在の薬屋さんを訪ねたこと
・オヤジがいつも朝不在であることを知っている可能性が高い
・オヤジを連れてくるのが遅くなったのもわざとかもしれない
それだけ、あの男は恨まれていたということです。
家に帰り、事件はもう終わったように見えたが、猫猫は気になっていた。
あんな恨まれるようなしたたかな男が心中するだろうか?
オヤジに「憶測でものを言ってはいけないよ」と一言言われます。オヤジは真相に気づいている様子。
猫猫は一生懸命思い返します。
真相にたどり着いた瞬間、麦わらを使っての犯行に気づきますが、オヤジに「もう終わったことだよ」と頭をポンとされる猫猫。
猫猫は真相にたどり着いたが、疑えばいくらでも怪しく思える人ばかり。
誰もが怪しく、実際のところ猫猫の推理が正しいかも証明されない。
そう「もう終わったこと」だから。
そんな猫猫の里帰りはあっという間に終わってしまった。
帰る際、三姫の1人、白鈴と李白が出てきた。
李白はもうデレデレで、白鈴はとてつもない美人。漫画の絵だけど、本当に美しい。
第十三話:誤解
里帰りから、後宮へと帰ってきた猫猫だが、壬氏からの圧力と睨みがすごい。
猫猫はそそくさと逃げようとするが、壬氏にすぐ捕まってしまう。
応接室に来なさいと言い、フン!とふてくされ顔で立ち去る壬氏。
なぜか玉葉妃とその侍女たちはワクワクした目で猫猫を見ていました。
ビクビクして応接室に行くと、相変わらずの圧。
そしてなぜか2人きり。
壬氏は里帰りはどうだった?と質問します。
そして、李白とはどういう男か聞きました。
猫猫は、義理でもらった簪と言ったが、壬氏は「義理でもらったものに負けたんだな」と拗ねます。
「俺もあげたのに」と普段「俺」と言わない壬氏に違和感を持ちつつも、猫猫は
「壬氏様にご満足いただける対価など思いつかなかった」という。
壬氏は、「猫猫は李白に対価を払ったのか?」と聞くと
「一夜の夢に喜んでおりました」と答える猫猫。
壬氏は、李白と猫猫が男女の関係になったと思い込んでおり、ショックで持っている器にヒビを入れ、そのまま器を落とし中身を床にこぼしてしまいます。
簪の意味とは、実は男女の意味を表すのです。
ですので侍女たちが
「おめでとう」
「猫猫の方が先に」
「いい人に出会えたのね!」
と言っていた理由も納得ですね!
ですが猫猫はそれを知らず、しゃべっていたのです。
ふくものを持ってこようと、応接室の扉を開けると大笑いしている玉葉妃と、ため息をついている高順、ワナワナしている侍女がいました。
そう玉葉妃は全てわかっていて面白がっているのです。
そして侍女は猫猫の頭を叩くのでした。(壬氏同様誤解しているのかもですね)
そのあと、玉葉妃から全ての真相と詳細を聞き、対価とは男女の関係ではなく緑青館のアイドルとの面会だったと聞かされます。
新たな事件発生
その後、事件が発生しました。
お偉いさん(武人)がなくなったとのことです。
死因はお酒の飲み過ぎと言われているが、ではなぜ事件となったのか?
それは壬氏が「本当にお酒が原因か?」と疑ったためです。
酒の飲み過ぎによるのもあり得る話だが、今回はいつもの半分しかお酒を飲んでおらず、壬氏はお酒のせいではないと考えていました。
その武人が飲んでいたお酒は瓶がひっくり返り割れてしまったので、もしかしたら毒が入っていたかもしれません。
ですが、宴会で飲んでいたお酒の残りがあり、猫猫がそれを飲むと毒は入っておらず変わった味がしました。
甘みのある中に塩味があるお酒でした。
武人は以前は辛党だったのに甘党になり甘いものを好むようになったそう。
猫猫は壬氏に
「調べていただきたいことがあります」と言いました。
第十四話:酒
武人が飲んでいたお酒の割れた瓶を調べて欲しいと言っていた猫猫。
瓶の破片には白い粉がついていました。
それを舐めると、塩でした。
武人は辛党から急に甘党になったと言っていたが、実際は破片に粒がたくさん残るほど塩が含まれていたお酒を飲んでいました。
塩はお酒同様、摂りすぎると毒になります。
飲んだ酒と塩の量を考えればこれが原因であってもおかしくないでしょう。という猫猫に、壬氏は
「いくら何でも、こんなの飲んだら普通・・・」
気付くだろう、と。
猫猫は武人の生活習慣についての紙を持っており、武人はおそらく味覚がわからなくなる病気になっており、塩味がわからなかったのでは?と推理しました。
その病の原因の一つに心身不可が関わっているそう。
その武人は真面目であり、そんな人間ほど心を抑制しそれが病へと変わってしまう。
「誰かが武人のお酒に塩を入れたのか?」と壬氏は考えます。
猫猫は「犯人探しは私の仕事ではない」と言い切ります。
猫猫は、犯人の罰する直接の原因になりたくない、と思っていました。
でも自分は卑怯だ、と思っていました。
ここまできっかけを与えて入れば犯人を教えたも同然なのに・・・。
亡くなった武人は真面目な人だった。
そんな真面目な人を嫌う人間は多く、ちょっとした嫌がらせのつもりで酒瓶に塩を入れたが相手が平気な顔で飲み続けて入れば、気付くまで加えてやろうと思うかもしれない。
亡くなった武人は壬氏が小さいころ世話になった人で、壬氏は悲しい表情を見せた。
犯人はきっと壬氏には心当たりがあり、すぐ見つかるであろう。
マンガの購入と1話の試し読み
LINEマンガでの試し読み:https://manga.line.me/book/viewer?id=002d5unr
立ち読みページですが、少し読むことができます。
まるで名◯偵コ◯ン!
この漫画を見て思ったのが、まるでコ◯ン!
事件に巻き込まれすぎ、賢すぎ。
猫猫なしでは事件解決が無理なのでは?というくらい
みんなが猫猫を頼りにしていますね。
里帰りしたらしたで、心中事件も起き、猫猫も休む暇もないな〜と読みながら思います。
しかし、壬氏の猫猫への感情が、
恋なのか、はたまたお気に入りなのか、がわかりません。
そこについても、今後は見所ですね!
そして、里樹妃のスープに毒を入れた犯人についてはまだ3巻では見つかっていません!
きっとこれから犯人が出てくるのでしょう。
ここにも期待です!