【薬屋のひとりごと1巻】物語の始まりと猫猫の人生が狂い始めたきっかけ【ネタバレ】

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さて今日は、以前紹介した【薬屋のひとりごと】の1巻のネタバレを書いていこうと思います。

「薬屋のひとりごと」は、もう1冊別の漫画がありますが、私が紹介するものは、【薬屋のひとりごと】という方になります。

今日は、ねこクラゲさんが描いている【薬屋のひとりごと】の1巻を紹介します。
絵が美しいんですよね、好みです!


引用:LINEマンガ

ねこクラゲさんのツイッター

 

→漫画の画像の引用(使用)について
こちらでは漫画のワンシーンを載せております。
漫画紹介のために引用しております。
見ている方によりわかりやすく漫画のことを知ってもらうためです。
またまた漫画の画像引用は誰もが見れる無料分だけとなっております。(有料分の画像は載せておりません)
もし著作権で問題がある場合は、お問い合わせから連絡をお願いします。

 

目次

始まり

この物語は猫猫(まおまお)という女の子が主人公です。
猫猫は人さらいに誘拐され、後宮に下女として売られてしまいます。

猫猫は非常に頭のいい子で、文字が読めます。
下女はほとんが文字が読めません。

下女から昇格することもできるが、昇格することで人さらいにお金が入るのが増えるだけなので、それが嫌な猫猫は下女でいることを望んでいました。
しかし猫猫が文字を読めることで、猫猫の人生が大きく動き出します。

第一話:後宮の呪い

下女仲間の、小蘭(シャオラン)から「後宮で起こる後継の連続死」の噂話を聞きます。
生まれてすぐ帝の子が3人も謎の連続死をしており、それが後宮で噂になっていました。

今、生きている後継はこの2人の子どもだけでした。


引用:LINEマンガ

玉葉妃(ギョクヨウひ)と梨花妃(リファひ)である。

小蘭は「呪いだ〜!」と怯えるが、猫猫は亡くなる時の様子や症状を聞いて「これは呪いではない」と感じました。
猫猫は実際に、玉葉妃と梨花妃の様子を見に行こうとしたら、そこでは玉葉妃と体調の良くない梨花妃が言い合いをしてました。


引用:LINEマンガ

猫猫は梨花妃の様子を見て、「呪いではない」と確信。
しかしこのままでは赤ちゃんも亡くなってしまう。
どうにか伝えなければならない。しかし下女である身分で妃に言葉で伝えることもできない。
そこで猫猫は簡単な文(手紙)を書き、それぞれの妃の部屋に置いた。

しかし、梨花妃の子は亡くなってしまいます。

玉葉妃は持ち直す

梨花妃の子は亡くなってしまったが、玉葉妃の子は体調も回復し持ち直した。
そのことを1人の男が玉葉妃から話を聞く。

突然、猫猫や下女が宮官長室へ呼び出される。
そこにはたくさんの下女がいた。
女らしい男性が入ってきて、サラサラと文字を書いた。
文字が読めてしまう猫猫は動揺し、逃げ遅れてしまいます。


引用:LINEマンガ

この男の正体は、壬氏(ジンシ)。
これから、猫猫に関わる重要人物となります。

壬氏に捕まった猫猫は、玉葉妃の部屋へ連れて行かれます。
そこで、今回の連続死の謎がわかります。

連続師の謎は、白粉(おしろい)が原因でした。
現代でいう、ファンデーション、です。
高級白粉によって命を落とした人を見てきた猫猫は、そのことを思い出しそれぞれの妃に手紙を書いたのです。
猫猫は元々薬屋で、あらゆる薬や毒情報に詳しかったのです。

玉葉妃からの感謝を受け、猫猫は玉葉妃の侍女となります。

第二話:マッドサイエンティスト

玉葉妃の侍女となった猫猫。
だが、仕事を何もさせてもらえず、「休んでね」と言われる。
すでにいる玉葉妃の侍女は4人いたが、その侍女から「同情」の表情を猫猫は受けていた。

その同情の意味がこの後すぐわかる。
猫猫は毒味役として使われたのだ。
現代でいう「味見」とは違い、この話では「本物の毒」が入れられている。
実際に玉葉妃が妊娠中に毒が2回、食事の中に入っていた。
毒味役をした2人の侍女は1人は軽く済み、もう1人は神経をやられ手足が動かなくなってしまいました。
だからこそ、侍女たちは猫猫に優しかったのだ。

毒味の場面でなぜかいる壬氏。
壬氏は猫猫に色目を使い、薬や毒に詳しい猫猫をいいように利用するつもりでいた。
でも一筋縄ではいかない。猫猫には色目など通用しなかった。

猫猫が毒味をする瞬間、壬氏、玉葉妃、侍女たちはドキドキして見ていた。
毒は食事には入っておらず、皆安心する。

そんな猫猫。毒味をしながら、笑っていた。
それはウキウキワクワクした笑いだった。
猫猫は人さらいにあう前まで家で自分の体を使い、あらゆる毒の実験をしていた。
腕は皮膚がただれた跡など残っており、薬や毒が大好きだった。
だからこそ毒味ができる立場に喜んでおり、笑っていたのだ。

壬氏からのお願い

ある日、猫猫は壬氏から呼び出しを受ける。
とある武官からもらった包子(パオズ)を味見してくれと猫猫に頼む壬氏。
猫猫は味見せず、匂いだけで、催淫剤が入っているとわかる。
壬氏はそんな猫猫の様子を見て、「媚薬を作ってくれ」とお願いする。
調薬ができる!と喜びでいっぱいの猫猫には、媚薬をどう使うかなど、どうでもよかった。(実際に作った媚薬の使い道は漫画内に書かれていない)

壬氏は自分の見た目の美しさになびかない猫猫に興味がわきます。
なびかないどころではない、毛虫を見るような表情で壬氏を見る猫猫に、壬氏は新しいおもちゃを見つけたと楽しんでいた。

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第三話:宮中の天女

ここで新たな登場人物が出てくる。
ここからよく登場する人物です。
壬氏の付き人をしている高順(ガオシュン)
物静かな男の人です。

さて、話を戻します。
媚薬を作ってくれと頼まれた猫猫は媚薬を作り上げます。
見事媚薬が完成し、媚薬の効果もわかったところでこの話は終わる。

※第三話は媚薬を作るシーンが多いので解説も短めです。

媚薬作りが終わったとある夜、とある侍女が城壁の上で夜な夜な踊る女の人を見て、恐怖で叫びます。

第四話:月下の幽霊

後宮では、城壁の上で夜な夜な踊る女の霊の噂話が流れていた。

猫猫の元をうろちょろするようになった壬氏が猫猫に「幽霊騒ぎ」について問いかけた。
そして「夢遊病」はどうしたら治るのかと、猫猫に迫った。
猫猫はまたもや壬氏からのお願いを受けることとなった。

夜に、壬氏の付き人、高順とともに城壁へと行く猫猫。
城壁で踊るその姿とは幽霊とは程遠く、美しいものだった。
踊っている女性は、芙蓉妃で武官に下賜(かし)される予定の妃であった。
※下賜とは[身分の高い人が身分の下の者に何かを与えること]

実は芙蓉妃、帝の目の前で踊りを失敗しこけてしまい、それ以来部屋に引きこもっていた。
しかし下賜される武官は、芙蓉妃の幼馴染であると猫猫は知る。

芙蓉妃の夜な夜なの城壁での踊りは、夢遊病ではないかと言われていた。

夢遊病とは、心の軋轢が原因であり、薬では治せない。
猫猫は夢遊病になった妓女のことを壬氏や玉葉妃に話した。
とある妓女は身請けが嫌で、夢遊病になっていたが、身請けの話が破談になったら夢遊病は治った、という内容だった。

猫猫は芙蓉妃は本当は夢遊病ではなく、夢遊病に見せていた。演技をしていたと推測した。

そして下賜される日がやってきた。芙蓉妃は頰を赤らめ嬉しそうな表情を見せていた。

猫猫はこう推測した。
武官は妃に求婚できる立場ではない、が姫は後宮に入ってしまった。
武官を想う姫は帝の前で踊りをわざと失敗し、帝の気を引かないようにした。
武官が武勲(※戦争で立てた功績)を集め芙蓉妃の下賜が決まると同時に、姫は夜の徘徊を始めた。
理由は、帝が他人のものになる姫を惜しまないようにするためだった。
武官がそこまでして求めた芙蓉妃に帝が興味を持たないようにするためだった。

城壁で夜な夜な踊り、幽霊に間違われていた芙蓉妃がなぜか美しかったのは、恋をしていたからだった…

マンガの購入と1話の試し読み

「小説家になろう」発! ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ! 中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

LINEマンガでの1話(後宮の呪い)試し読み:https://manga.line.me/book/detail?id=0029n33l
立ち読みから、1話読むことができます。

ついつい見入ってしまう物語

引用:LINEマンガ

この漫画はついつい見入ってしまう内容となっています。
絵が綺麗なのはもちろんですが、物語の内容、人物の性格、時代の表現、衣装や髪飾り(装飾品)の美しさ。
どれも素晴らしいものです。

私は女性ですが、私の主人もこの漫画にどハマりし、読んでいます。
女性だけではなく、男性も好きな漫画です。

妃と下女の書き方の違い(美しさの違い)も素晴らしく、それぞれの性格が顔にうまく表現されています。
また壬氏は男性ですが、女性のような美しさも持っており、俗に言うイケメン!
女性らしいのに、男性に見える画力が素晴らしいです。

2巻からは玉葉妃や梨花妃が多く登場します。
他にも多くの妃達が登場します。
幼い妃、中性的な妃、独特で感情が読めない妃など、物語が進むにつれて登場します。
妃が美しく描かれており、綺麗な絵が好きな方には注目の漫画となっています。

もちろん、推理漫画としてもダントツで好きな漫画です。
ただの推理ではなく、薬や毒が絡んでいる推理が斬新で面白いのです。

現代の推理とは違い、時代の推理なため、歴史好きにも、推理好きにもたまらない漫画となっています。

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